小松貞子さんのコーディネートレッスン その2

大人になったら、着たい服
2019.03.05

悩みを抱える3人の方に小松さんがしたアドバイスは、意外や「今のままでいいんですよ」というひと言。自分の「いいところ」を輝かせるのがおしゃれの第一歩です。



CASE2:白田 茜さん(フリーライター)

<白田さんのお悩み>

●たくさん服を持っているはずなのに、着ていく服がない
●出産後体型が変わって、キャリア服が似合わなくなった

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40歳になった途端30代で着ていたキャリア服は似合わなくなり、出産で体型は変わり……。「おしゃれが全然まとまらなくなってきて」そんな白田さんに小松さんが用意したのはジャケットだけ。「ベースのアイテムをひとつ持つとスタイルが決まるんです」きれいな色の服が好きという白田さん。オレンジ色のワンピースもデニムも、ジャケットとともに新鮮に着こなせそうです。


<LESSON1>

体型カバーのイージーな服より
背筋を伸ばしてくれる一着を

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「体型が変わるとラクな服ばかり選びがちですが、あえてジャストサイズでキリッと着るものを選ぶと、背筋が伸びますよ」と小松さん。


<LESSON2>

袖はロールアップして
バランスをとって

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白田さんの身長は155㎝。ジャケットの袖がやや長いのでロールアップして。テーラードの胸元は体のラインをスッキリ見せてくれるビビッドな色が好きという白田さん。オレンジのニットワンピースに、グレーのジャケットがぴったり。襟元にはパールをあしらってお出かけモードに。


<Variation>

手持ちのデニムにも

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デニムとTシャツというカジュアルな装いにも、ジャケットを一枚プラスすると、ガラリと印象が変わる。


<本日のレッスンまとめ>

そのシーズンの中心になるアイテムをひとつ持つ。
すると、いつものおしゃれがまとまってくるはずです。

 

photo:和田直美 text:一田憲子


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Profile

小松貞子

こまつ・ていこ

「カルバン・クライン」「アスペジ」などの企画、デザインに携わった後、現在は自身のブランド「R」を手がける。東京・東神田のショップは木・金・土曜日開店。
message@r2.dion.ne.jp
http://rmessage.jugem.jp

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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