いつもの焼き鮭が最強のごはんの友に大変身!!〜上島亜紀さんの「ごろごろ鮭フレーク」のレシピ

お正月も終わり、今週から仕事始めですね。のんびりお休みできたのもつかの間、早くも通常運転…という方も多いのではないでしょうか？

そろそろごはん作りも、冬休みあとの疲れが出てくる頃。「今日は作りたくないなあ…」なんて日におすすめなのが、白いごはんにのせるだけであっという間に晩ごはんができ上がり！という、最強の“ごはんの友”が満載の上島亜紀さんのレシピ本、『作りおきできる。がっつり！ごはんの友』です。

肉や魚はもちろんのこと、卵や野菜、缶詰だって、グルメでおいしいもの好きなベテラン料理家・上島さんの手にかかれば、ごはんによく合う“ごはんの友”に変身します。え〜と、では本から具体例をいくつかご紹介しますね。

０１. 豚しゃぶのキムチあえ　みそをちらっと加えると、一気にごはんがすすむ味に！ワンランク上の味わいになるから不思議です。


０２. にらバーグ　たっぷりのにらで味にパンチを！　はちみつだれとおろしで、最強のおいしさに。たれごとごはんにのせたら、もう最高です。

０３.ごろごろごぼうのドライカレー　これはうちでは定番に。もう何度作ったかわかりません！男子が大喜びするパンチのある味。クミンシードがふわっと香って美味！


０４.揚げ鶏むね肉の甘辛ごまあえ　揚げたむね肉がジューシー！甘辛だれがしっかりからんで、ごはんがいくらでも食べられます!!

０６.鶏むね肉の野菜あんかけ　とろりとしたあんかけは、大人から子どもまで大好物ですよね。ごはんにのせたら、もういくらでも！

学生時代はアスリート、今は会社員としてバリバリ働く息子さんを育て上げた上島さんは、なんといっても白いごはんがすすむおかずが大のお得意。味つけが苦手だわ〜という方（私がそうです…）は、上島さんのレシピをぜひ一度試してみてください。この本のおかずはどれも味つけがバシッと決まって、ごはんに抜群に合うひと皿になるんです。

おまけにレシピはとってもシンプルで作りやすく（材料も調味料も最小限）、何度か作れば、あっという間に定番おかずの仲間入り間違いなしです。

今回は、うちで作るからこそ抜群においしい、鮭フレークのレシピをご紹介。しょうがのピリッとしたアクセントが絶妙にきいた、白いごはんがもりもり食べられる一品です。

ごろごろ鮭フレーク

おなじみ鮭フレークも、自分で作るとやわらかくて美味。
ごろっと大きめにほぐせば、メイン感満点です。
混ぜごはんや炊き込みごはん、焼うどんの具にしたり、
わさびを添えてお茶漬けに、大根おろしとあえものにしても。

【材料（4〜5人分）】
生鮭の切り身（水けをふく）…4枚（400g）
Ａ・しょうゆ、みりん…各大さじ2
　・しょうがの皮…1かけ分
Ｂ・しょうが（せん切りにし、水にさらす）…1かけ
　・しょうゆ…大さじ1
　・ 白いりごま…大さじ1/2

【作り方】
1　ファスナー式の保存袋に鮭、Ａを入れ、空気を抜いて密閉し、冷蔵室で1時間おく。
2　魚焼きグリルの網にサラダ油適量（分量外）を塗り､1を弱火でこんがり8〜10分焼く。皮と骨を除いて大きめにほぐし、Ｂを加えてざっくり混ぜる。

★冷めたら保存容器に入れて冷蔵保存し、日持ちは2〜3日/冷凍室で約2週間。冷たいままでもいいが、温め直すとよりおいしい。お弁当にもマル

【その他の上島亜紀さんのレシピはこちらにも】

photo：木村 拓（東京料理写真）　styling：大畑純子