バット1枚で手軽に作れる焼きっぱなしのおやつ!シナモンのほのかな香りがたまらない!!〜吉川文子さんの「シナモン入りマフィン」のレシピ
ホーローバットがお菓子の型がわりに使える! そんなインパクトのある提案で人気を博している「ホーローバット」シリーズ。『ホーローバットで作るうちのお菓子』『ホーローバットで作る体にやさしいお菓子』に続く第3弾となる『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』では、オイルで手軽に作れるシンプルなお菓子をたくさんご紹介しています。
バター不使用で作るお菓子を得意とし、それをテーマにした著書も数多いお菓子研究家の吉川文子さん。この本の中では、たまごを使ったお菓子を提案してくれました。
バターを使わないお菓子作りでは、たまごが発揮してくれる力はとても大きいと話す吉川さん。「たまごのおかげで、オイルで作るお菓子はぐっとおいしくなるんですよ」。
今回は、ワンボウルで思い立ったらすぐに作れる、風味豊かなマフィンをご紹介します。
シナモン入りマフィン
マフィン生地はキメがやや粗いのが特徴なので、粉を加えてからは、混ぜすぎないようにします。
高温で焼き上げるのがポイントで、外はさくっと軽く、中はしっとりと仕上げます。
【材料(20.5×16×深さ3㎝のバット1枚分)】
A・薄力粉…120g
・ベーキングパウダー…小さじ1
・シナモンパウダー…少々
きび砂糖…70g
卵(Mサイズ)…1個
B・植物油…55ml
・プレーンヨーグルト…50g
・牛乳…50ml
・バニラオイル…少々
【下準備】
・卵は室温に戻す。
・バットにオーブンシートを敷く。
・オーブンを190℃に温める。
【作り方】
1 ボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器でなじむまでぐるぐるっと混ぜる。B(油は3~4回に分けて)を順に加え、そのつどよく混ぜる。
2 Aをふるい入れ、泡立て器で中心からぐるぐるっと混ぜ、粉っぽさが少し残るくらいでゴムベラにかえ、底からすくい上げるように軽く混ぜる(混ぜすぎないように)。
3 バットに流して平らにならし、台に1回落として空気を抜き、190℃のオーブンで23~25分焼く。中央に竹串を刺して、どろっとした生地がつかなければ焼き上がり。
【ホーローバットはこちらを使用しています】
野田琺瑯のキャビネサイズ(20.5×16×深さ3cm)のホーローバットを使っています。近いサイズのステンレス製のバットなどでも、同様に作ることができます。
もっとレシピを知りたい方は、こちらをどうぞ!
『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』(主婦と生活社)
定価:1320円(税込)
ワタナベマキさん、吉川文子さん、若山曜子さん、小堀紀代美さん、ムラヨシマサユキさん、中川たまさん、夏井景子さんといった人気料理家7人が提案する、ホーローバットを型がわりにして作れるシンプルなお菓子のレシピ集。シリーズ第3弾のこちらは、バターを使わないお菓子ばかりをご紹介。料理家さんのキッチンの様子から、焼き菓子、ケーキ、プリン、アイスなどのバラエティ豊かなレシピが楽しめる、読んで楽しく使っておいしいお菓子の本です。
【ホーローバットシリーズはこちらもあります】
吉川文子(よしかわ・ふみこ)さん
千葉県生まれ。お菓子研究家。自宅で洋菓子教室「Kouglof(クグロフ)」を主宰。藤野真紀子氏、近藤冬子氏、フランス人パティシエのサントス・アントワーヌ氏に師事し、お菓子作りを学ぶ。フランス伝統菓子をベースにしつつ、バターを使わないお菓子を中心に、書籍や雑誌でレシピを提案。著書に『トレイベイク』(主婦と生活社)、『オイルで作る ふんわりケーキとサクサククッキー』(オレンジページ)、『「糖質オフ」のロールケーキ』(文化出版局)、『自家製ミックス粉でかんたんおやつ』(ナツメ社)など。
http://kougloflove.blog120.fc2.com/ Instagram fumikoykouglof
photo:福尾美雪 styling:吉川文子
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