誰かに贈りたくなる! 真藤舞衣子さんの「ラベンダーアイスボックスクッキー」
ボウルひとつあれば、すぐに作れる気軽なお菓子をたくさんご紹介している人気の書籍『ボウルひとつで作れるたくさんの焼き菓子』。
著者の真藤舞衣子さんが一番大切にしていることは「食感」なのだそう。
「この本でご紹介している焼き菓子のレシピは、どれもとてもシンプルなもの。ボウルひとつあれば作れるので、後片付けまで楽なんです。でも、材料を入れる順番や生地の伸ばし方など、ちょっとした工夫で、全く違った美味しさに仕上がるので、ぜひ参考にしてみてくださいね」と真藤さん。
今回は、『ボウルひとつで作れるたくさんの焼き菓子』の中から、ラベンダーアイスボックスクッキーのレシピをご紹介します。
焼く前に一度冷やす、アイスボックスといえば、定番クッキーのひとつ。お菓子作り初心者の方でも美味しく作れるレシピですが、ラベンダーを入れるだけで、ひと味違うなんともオシャレな味わいに。贈り物にしても喜ばれること間違いありませんよ。
ラベンダーは、ハーブティーの茶葉を利用してもOKです。ぜひお試しくださいね。
LAVENDER ICEBOX COOKIE
ラベンダーアイスボックスクッキー
材料(作りやすい分量 )
バター(無塩)... 100g
薄力粉...170g
コーンスターチ...10g
バニラシュガー(または砂糖)...60g
卵黄...2個分
バニラエクストラクト..小さじ1 (またはバニラエッセンス...少々)
ラベンダー(ドライ)...大さじ1
下準備
●バターは室温に置いて、やわらかくする。
作り方
1 薄力粉、コーンスターチを合わせてざるに入れ、オーブン用シートの上にふるう。
2 大きめのボウルにバター、バニラシュガーを入れ、泡立て器で空気を含ませるように混ぜながら、白っぽくふわっとした状態にする(a)。卵黄、バニラエクストラクトを加え、よく混ぜる。
3 2に1を加えてカードで切るようにさっくり混ぜ合わせたら(b)、ラベンダーを加えて混ぜ合わせる(c)。
4 3の生地をギュッとひとまとめにしてカードで半分に切り、ボウルの中で重ねる(d)。同様にこの作業を2~3 回繰り返す。
5 4の生地をラップで包んで直径3cmの棒状にして(e)、冷凍室で30分ほど休ませる。生地を取り出して7~8mm厚さに切り(f)、オーブン用シートを敷いた天板に間隔を少しあけながら並べる。160度に温めたオーブンで20~25分焼く。取り出し、そのまま冷ます。
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『ボウルひとつで作れるたくさんの焼き菓子』(主婦と生活社)
ボウルでぐるぐる混ぜるだけ。クッキー、マフィン、スコーン、パウンド、チーズケーキなど、焼きっぱなしで美味しいお菓子がたっぷり85品掲載された、焼き菓子レシピの決定版です! 気軽に作れるのに、思わず自慢したくなる焼き上がりは、何度も作りたくなること請け合い! 基本の作り方は、オールプロセス写真つき。お菓子づくりが初めての方にもオススメです。この1冊があれば、お菓子づくりはもっと自由に、楽しくなりますよ!
真藤舞衣子(しんどう・まいこ)さん
料理家。東京生まれ。会社勤務を経て、1年 間京都の大徳寺内塔頭、龍光院にて茶道生活 や畑作業、土木作業をしながら生活する。その後、フランスのリッツエスコフィエに留学 し、ディプロマ取得。現在は、東京と山梨で 料理教室の主催や店舗プロデュース、レシピ 開発などを手がける。山梨大使としても活動中 。 著書に『和えもの』『煮もの炊きもの』『ボウルひとつで作れるこねないパン』( 小社刊 ) 、『からだが整う発酵おつまみ』(立東舎) など 。http://my-an.com/
photo:福尾美雪 styling:中田裕子
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