卵2個で、パウンド型で作れる!ブルーベリージャムのマーブル模様がかわいい!!〜中川たまさんの「ブルベリージャムのマーブルカステラ」のレシピ

うちのおやつ帖
2021.12.24


ぐりとぐらの絵本で憧れた、ふわふわのカステラ。ふんわりと甘い、昔ながらのおいしさは、いくつになっても食べたいおやつのひとつですね。

そんなカステラを卵たったの2個で、パウンド型で手軽に作りましょう!と提案しているのが、中川たまさんの『ふわふわカステラの本』。しっとり、ふわふわのおいし〜いカステラが、誰でも失敗なく作れるレシピ本です。

昔ながらのもっちりとしたカステラから、バターが入ったややコクのあるもの、流行の台湾カステラ、ココアカステラ。レモンやチーズといったさまざまなフレーバーのカステラや、カステラ生地で作るロールケーキ(ふわふわ、しっとりでとってもおいしい!)、デコレーションケーキまで掲載されていて、カステラの奥深さを知ることができますよ。


基本のもっちりカステラ


レモンカステラ


抹茶あずきのカステラロール


レモンアイシングカステラ


マーマレードとチーズクリームのカステラサンド


ガナッシュクリームとくるみのカステラケーキ

今日はクリスマスイブ。手作りケーキで楽しもうという方のために、ブルーベリージャムを使ったマーブルカステラをご紹介します。ホイップしたクリームで飾れば、クリスマスケーキにだって変身しますよ。

 

ブルーベリージャムのマーブルカステラ

生地に加える熱湯をヨーグルトにかえ、しっとり感を出し、
ブルーベリージャムを加えて、フルーティな甘さのカステラに。
ジャムは甘みが少なく、ブルーベリーの粒が残っているものを。
朝食にも食べたくなるカステラです。

【材料(18×8×6cmのパウンド型1台分)】
強力粉…60g
きび砂糖…60g
卵…2個
・はちみつ…大さじ1と1/2
 ・プレーンヨーグルト…大さじ1
ブルーベリージャム…大さじ3

【下準備】
・卵は室温に戻す。
は合わせて湯せんにかけ、はちみつを溶かす。
・型より3cm高くオーブンシートを敷く。
・オーブンを180℃に温める。


【作り方】

卵を泡立てる


ボウルに卵、砂糖を入れてハンドミキサーで混ぜ、湯せん(ボウルの底に60℃くらいの湯をあてる)にかけて高速で3分泡立てる。
*60℃は、指を入れて熱いくらい(やけどに注意)
*ハンドミキサーは動かさず、ボウルのほうをゆっくり回すと、まんべんなく泡立てられる


人肌(指を入れて温かいくらい)に温まったら湯せんからはずし、ハンドミキサーの高速でさらに3分⇒低速で1分泡立てる。
*ここでも、ボウルのほうをゆっくり回しながら

はちみつを加える


すくった時にリボン状に積み重なってしばらく消えなくなったら、を回し入れ、ハンドミキサーの低速で1分混ぜる。
*ボウルのほうをゆっくり回しながら

粉を加える


粉類を3回に分けてふるい入れ、1回目はハンドミキサーの低速で30秒⇒2回目、3回目はゴムベラで底からすくうように、そのつど40回ずつ混ぜる。
*ボウルをゆっくり回しながら、リズミカルに

マーブル模様を作る


型に1/3量ずつ流し、そのつどゴムベラで平らにならし、ブルーベリージャムを3か所にのせる。ゴムベラで底からさっくりと3〜4回混ぜ、竹串を底まで刺してジグザグに動かしてマーブル模様を作り、台に2〜3回落として中の空気を抜く。

焼く

180℃のオーブンで10分、160℃に下げて25分ほど焼く。焼き上がったら15cm高さから台に1回落とし、焼き縮みを防ぐ。
*常温で保存し、翌日からがしっとりしておいしい


【インスタライブ での作り方紹介はこちらから!】

 

photo:衛藤キヨコ  styling:中川たま

 

『ふわふわカステラの本』(主婦と生活社)


定価:1540円(税込)
どこか懐かしくて、素朴でかわいいカステラは、みんなが大好きなお菓子。しかも、粉、卵、砂糖、はちみつと少ない材料で作れます。この本では家庭でより気軽に試せるようにと、パウンド型を使って、卵2個で作れるレシピでご紹介。基本の5つの生地をベースに、そこから生まれるさまざまなカステラと、カステラ生地で作るいろいろなケーキを幅広く提案しています。フルーツやチーズ、チョコレートや紅茶風味のカステラから、薄く焼いてクリームを巻けばロールケーキに、クリームをはさめばカステラサンドに。アイシングやデコレーションで飾れば、よそゆきのケーキにだって変身! 思い立ったらすぐに試せる、シンプルレシピでお届けします。

Profile

中川たま

TAMA NAKAGAWA

1971年兵庫生まれ。神奈川・逗子で、夫と大学生の娘との3人暮らし。アパレル勤務を経て、結婚と同時に上京。自然食品店勤務のあと、2004年にケータリングユニット「にぎにぎ」を立ち上げ、2008年に独立。以後、雑誌、書籍などでのレシピとスタイリングの提案ほか、自宅で旬の素材を生かした少人数制の料理教室を主宰。著書に『ふわふわカステラの本』『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』(共著/ともに主婦と生活社)、『器は自由におおらかに』(家の光協会)、『季節の果実をめぐる114の愛で方、食べ方』(日本文芸社)など。
Instagram:tamanakagawa

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