第17回 夏休みのおやつの定番!シンプルな材料でおいしい「米粉のバナナドーナツ」
こんにちは、米粉料理家・フードコーディネーターの高橋ヒロです。
前回の投稿から2ヶ月ぶりと少しお久しぶりの投稿になりましたが、皆さんは夏バテとかしてませんか?
私はこの8月は、今年の11月に発売予定の新刊の撮影をしていました。米粉を使ったあれこれを作りまくりましたよ。レシピは米粉をおうちで身近に楽しんでもらえるように、とにかく簡単に仕上げています。
お家で楽しむポイントは作りやすいかどうか、なのかな、と思っています。秋頃にはご案内できるかと思いますので、楽しみにしていて下さいね。
そして、米粉が身近になる1番のポイントは流通ですよね。作りたくても米粉がなかなか手に入らない!となると、作りたい気持ちが減ってしまうことも。
私は米粉にハマって以来、いつももっと流通しないかな~、近所のスーパーに米粉が数種類並ばないかな~と夢見ていたのです。
そしたらなんと、先日近所のスーパーに行ったら、ミズホチカラのパン用の米粉が入っていいるではありませんか!!米粉が数種類おいてあったのです。
いよいよそんな時代が来たんだな~と、スーパーの米粉の棚の前でニヤニヤしちゃいました。今後、米粉はさらに流通するかと思うので、皆さんもいろいろ探して見てみて下さいね。
そして、米粉のレシピでうまく作れなかった時は、まずは使っている米粉を変えてみて下さい。米粉によって必要とする水分量がかなり異なるので一度失敗しても諦めずに他の米粉で試してもらいたいな、と思います。
米粉の水分量については、【第4回 米粉の種類で変わる水分量の話と卵・乳・小麦なしでもおいしい豆腐ときな粉の米粉パウンドケーキ】こちらをご覧ください。
もうすぐ終わりを迎える子どもの夏休み。お友だちが遊びに来たときによく作ったのはドーナツです。夏に揚げ物は・・・と思うのですが、揚げたてのドーナツはかなり喜んでもらえるのでよく登場させました。材料もシンプルなので作りやすいんですよね。
ちなみにドーナツを揚げた時の晩ご飯は、唐揚げとか天ぷらとかにして油を使い切るのが我が家の定番です。ドーナツ→ポテトやさつま芋の素揚げ→唐揚げ、の流れです。
今回はちょっと熟れすぎたバナナを使った「米粉のバナナドーナツ」をご紹介したいと思います。家に真っ黒になったバナナありませんか?もちろん真っ黒でなくてもO Kですが、その場合は甘さが少し足りないかもなので砂糖を追加でまぶしてみて下さいね。揚げながらつまんだら、手が止まらなくなるので要注意です(笑)。
是非お試しください。
米粉のバナナドーナツ
【材料 2人分】
A 米粉(製菓用) 60g
片栗粉 15g
ベーキングパウダー 小さじ1
B バナナ 100g
レモン汁 5g
米油 大さじ1
揚げ油 適量
きび砂糖 適量
【作り方】
①ボウルにAを入れ、泡立て器でよく混ぜる。
②別のボウルにBのバナナとレモン汁を入れて、フォークの背で潰しペーストにし、米油を加えて混ぜる。
③②に①を加えて混ぜる。
④揚げ油を160℃に熱し、大きめのスプーンですくって落とし、こんがり揚げる。
POINT
*バナナの甘さのみなのできび砂糖をお好みでまぶす
*真っ黒のバナナでO K
【高橋ヒロの米粉通信】はこちらから
◆次回の更新は9月17日(土曜日)です。どうぞお楽しみに!
Profile
高橋ヒロ
米粉専門家、フードコーディネーター。オンライン料理教室「高橋ヒロonline salon」主宰。親の転勤で幼少期は日本中を転々としさまざまな食文化に触れる。大学を卒業後大手旅行会社、IT企業等に勤務。傍らで料理を学びフードコーディネーターとしての活動を始めたが、自身の子どものアレルギーをきっかけに、食育、特に米粉の活用に取り組むように。のちに、社会における米粉の重要性を認識し料理の世界に専念。米粉のセミナーや講座、企業の商品開発、レシピ提供を中心に活動中。著書に『米粉100レシピ』(主婦と生活社)、『かんたん、おいしい米粉のクッキー 』(池田書店)、『卵アレルギーの子どものためのおいしいおやつとごはん』(成美堂出版)、『作業時間10分米粉100%のパンとレシピ』(イカロス出版)など。
https://hirosalon.theshop.jp/
http://hiro-cafe.com
Instagram:hiro_hirocafe
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。