伊藤まさこさん 【前編】「化粧水は、娘と一緒に週に1本使い切るくらい、たっぷりと!」

わたしたちのコスメのはなし
2016.03.19

ヘアメイク・草場妙子と、エディター・柿本真希が、素敵だと思う方々に、普段使っているコスメを通してその人の“綺麗のモト”を伺うこの連載。

第1回のゲストは、伊藤まさこさん。飾らず自然体、でも女性らしさが漂い華やかでもある伊藤さんに、憧れる女性は多いはず。その綺麗のモトはどこからきているのか、お話を伺いました。

text:柿本真希

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草場「以前メイクさせて頂いた時、伊藤さんの肌の綺麗さに驚いたんです。どんなお手入れをなさっていますか?」

伊藤さん「私、肌が弱いんです。すごく乾燥するし、体調が肌に出やすくて。でも、肌が荒れてもなるべく病院には行かず、ワセリンをたくさん塗ってじっと我慢して、食べるものに注意して治すようにしています。あとは定期的に鍼に行って、身体を整えています」

草場「それは、肌が敏感に傾いた時のすごくよい対処法ですよね。ワセリンが肌の水分を内側にとどめてくれるので」

伊藤さん「38歳ぐらいの時、あれ? あれれ? と身体の衰えみたいなものを感じて、そこからさらに今、実感しています。無理はしちゃいけないんだなぁって、改めて。生活と食事を整えるのがいちばん大事! 私は毎日8時間半くらい寝ています。睡眠を確保できないと体調を崩してしまいがちなの」

草場「8時間半! それはびっくりです! 素晴らしいですね。それって何時に寝るということですか?」

伊藤さん「9時半には寝ます。早いよね(笑) それで、5時半くらいからフル稼働! 起きたらお弁当を作って、朝ごはんを用意して。午前中の頭がいちばん働く時間に、原稿にもとりかかります。それで、夕方5時半くらいからは夜の時間に。なるべく仕事はせず、のんびり過ごします」

草場「規則正しい生活! 私も最近色々な本を読んだりしていて、やはり肌には睡眠は必要不可欠なんだとつくづく思っていたところです。朝起きて、スキンケアはどうしていますか?」

伊藤さん「朝起きたらまずは水だけで洗顔します。それで、お弁当や朝ごはんを作っている間、手があく度に化粧水を10回くらいつけるの。そうしている間に30分くらい経ち、それから日焼け止めを塗ります」

草場「日焼け止めは顔だけですか?」

伊藤さん「ううん。出ているところ全部に塗ってる。日焼けに弱くてシミになりやすいので。若いころは日焼けに憧れて焼いてみたりもしたけれど、私の肌は黒くはならず赤くなるだけなんです」

草場「化粧水10回もすごいですよね! 乾燥は肌の敵なので、保湿は大事ですもんね。化粧水は何を使っていますか?」

伊藤さん「私は娘と一緒に化粧水を使っているんだけれど、週に1本とか使い切るの! 顔だけじゃなくて全身に使うし。だから、ドラッグストアとかで気軽に買えるものが良くて“アベンヌ”を愛用しています。私本当に乾燥するから、加湿器も大きなサイズを買って、フル稼働させています」

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Profile

伊藤まさこ

Masako Ito

1970年、横浜生まれ。料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストとして雑誌や書籍で活躍。自他ともに認める食いしん坊。おいしいものを探して日本の各地、世界へと飛び回っている。著書に『白いもの』『おべんと帖 百』(ともにマガジンハウス)、『白いシャツを一枚、縫ってみませんか?』(筑摩書房)などがある。

草場妙子

Taeko Kusaba

1979年、熊本生まれ。2006年独立。雑誌や広告、CMなどで幅広く活躍するヘアメイクアップアーティスト。コスメ好きが高じて、インスタグラムではおすすめの美容アイテムを紹介。
http://kusabataeko.com
Instagram:https://www.instagram.com/kusabataeko/

柿本真希

Maki Kakimoto

フリーランスエディター・ライター。二児の母。様々な媒体やカタログにて、編集・執筆・連載・インタビューを担当。ニュージーランドにて母子留学を2年半。2014年秋に帰国後、エディター・ライター、ディレクターなど多岐にわたり活躍中。http://www.makikakimoto.com
Instagram:https://www.instagram.com/makikakimoto/

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