【ブログ】一田憲子の「おへそのすきま」~「暮らしを、みがく」いよいよ来週発売です!
もう夏がやってきたかのようなお天気が続いています。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
さて!
先日少しお伝えした、「暮らしのおへそ」別冊、
お掃除ムック「暮らしを、みがく」が
いよいよ来週5月30日(月)発売です!
掃除が大の苦手だったワタクシ。
でも、この本を作ったのをきっかけに、
毎日せっせと掃除をしております!
もう2か月続いているから、
これは、私の「おへそ」になったと言ってもいいはず!!
で!
どうして、大雑把で面倒くさがりで、
ホコリがふわふわ舞っていたって、まったく気にならなかった
ワタクシが、掃除ができるようになったのか……。
そのきっかけとなったのが、
今回の取材で知った一言でした。
それが……………………。
「掃除は、汚れていなくてもします」
という一言!!!
へ〜〜〜!!!と思ったのです。
ずっとずっと、掃除は、「部屋が汚れたらするもの」だと思っていました。
汚いところをきれいにする=掃除
だと思っていたのです。
ところが!
どうもそうじゃないらしい……。
そう、ここが、毎日掃除ができるようになる境界線でした!
まずは、朝起きて掃除をしてみました。
ず〜っとさぼっていたから、部屋の隅々が汚くて
初日は従来通りの「汚れたところをきれいにする掃除」でした。
で、翌日また朝起きて掃除をしました。
昨日よりきれいになっているけれど、
「汚れていなくてもします」
と呪文のように唱えながら、掃除をしました。
次の日、また朝起きて掃除をしました。
だんだん部屋はきれいになってきています。
でも、掃除機をかければホコリが取れます。
また次の日、掃除をしました。
基本的にきれいだから、ささ〜っと終わってしまいます。
なんだ、ラクじゃん!
そして、また次の日……。
こうして、「汚れていないのにします」
を守って掃除をすると
どんどんラクになってくるのです。
ずっと、うっすら埃をかぶっていた
我が家の梅酒のビンも、
毎日拭くからピッカピカです。
はは〜ん!こういうことか!
と理解しました。
汚れていないけれど、しないとまた汚れる。
汚れていないけれど、毎日すれば汚れない。
掃除ってそういうものだったのです。
50年以上も生きてきて、
私は掃除の意味をやっと理解したのでした。
ね、掃除嫌いのあなた!
やってみたくなったでしょ!!
このほかにも、いろんな方のいろんな掃除術を紹介しています。
それは、とても具体的で
明日から真似できるテクばかりですが、
それよりも、その人が
「どうやって、掃除を暮らしに定着させたか」
そこを読んでいただけると嬉しいです。
ぜひ、「暮らしを、みがく」お手に取ってくださいね!
ちなみに、こちら、我が家のバスルーム。
毎朝半身浴をした後に、ここもざざっと洗います。
毎日するようになって、フタのカビが気になって
こんなスタイルにしてみました。
強力つっぱり棒を渡して、乾拭きしたフタをかけておきます。
窓からの風が通り抜けるような向きにするのがコツ。
これでこざっぱり乾きます。
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