脱・食わず嫌いな服

おしゃれさんコーディネート
2018.05.27

~長岡「HACHITEN(ハチテン)」vol.8 初夏の着こなし~

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こんにちは、「HACHITEN(ハチテン)」の佐藤です。

突然ですが、食わず嫌いな服ってありませんか? 私は1年前まで、ワンピースが苦手でした。20代後半に「似合わない、使えない」と判断し、それ以来、私のワードローブにありませんでした。20年も経てば外見やライフスタイルが変化し、20代の頃とは違う自分がいます。それなのに、似合わなくなった服ばかりに敏感になり、排除することばかりしていました。歳を重ねるのって、オシャレの選択肢が減ることだと思っていたくらいです。

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ところが、仕事で色々な服に袖を通していく中で「アレ? ワンピース、意外にいけるかも」と気づき、勇気を出して1着購入しました。ワンピースを着ていると、とっても楽チン! そしてお客さまからの評判もいい。なんで今まで、似合わないって決めつけていたんだろう?

きっと20代、ワンピースは甘くなり似合わなかったんでしょう。30代は、娘がまだ小さく走り回っていたので、私のライフスタイルにそぐわなかったんですね。40代になり外見が変化し、走り回っていた娘も17歳、もう追いかける必要はありません。「似合わない、使えない」と決めつけていた間に、自分自身も変化していたようです。今では、ワンピースはワードローブの主力選手。年齢を重ねたからこそ、着ることのできる服ってあるんですね。

とにかく、なんでも試してみたほうがいい。もちろん「やっぱり似合わなかった」の時もあります。でも、「似合わないを知ること」もオシャレの第一歩です。ガッカリする必要はありませんよ。「脱・食わず嫌いな服」です!

今回はワンピースが似合うようになった私が(自分でハードルあげてますね……笑)、大好きなワンピースのご紹介。

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まずは〈ina〉のこちら。エプロンワンピース、「私には似合わない」って思ってませんか? でも、実はエプロンって誰にでも似合いますよね。だったら、エプロンワンピースだって大丈夫。

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トップスに何を合わせるかで雰囲気は変わります。私は〈prit〉のピンストライプのワイドシャツを合わせてみました。スタンドカラーで襟元スッキリ。少し透け感のある柔らかな素材。大人の爽やかさをプラスしてくれます。

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もっと普段使いのコーディネートにしたいなら、長袖Tシャツ。男性用ぐらいのルーズなサイズと合わせると、今年らしいシルエットになります。

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お次は〈SARAHWEAR〉のワンピース。記念すべき連載第1回目に着用して好評だった「赤毛のアンのようなワンピース」の春夏バージョン。春夏らしいギンガムチェックのリネンです。

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きれいなブルーのリネンシャツワンピースで仕上げてみました。

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裾からのぞくギンガムチェックもかわいいです。

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少し光沢のあるシャリっとした風合い。私はリネン特有の、着れば着るほど味が出て、育っていく感じが大好きです。

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次回は、8月5日です。梅雨、そして夏、軽やかなワンピースで乗り切っていきましょう。

後ろリボン結びエプロンワンピース:ina(イナ)¥16,500
ローンストライプスタンドカラーワイドシャツ: prit(プリット)¥8,500
BIGロングスリーブシャツ:CAERULA(カエルラ)¥11,000
ローカットスニーカー:ARMEN(アーメン)¥6,500

リネンギンガムノースリーブワンピース:SARAHWEAR(サラウェア)¥22,800
リネンロングシャツワンピース:natalia(ナターリア)¥18,500
レースアップシューズ:TRAVEL SHOES by chausser(トラベルシューズ バイ ショセ)¥19,000
かごバッグ:Lin francais d'antan(ラン フランセ ダンタン)¥26,000

※価格はすべて税抜です。

モデル・文 佐藤加奈子
撮影 安達貴子
協力 小林郁実

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HACHITEN(ハチテン)

2020年6月よりオンラインショップのみでの営業。
定休日:水、日曜

 

オンラインショップ
https://hachiten.8eight.co.jp

 

Instagram:@hachiten_shop 
Pinterest:@HACHITEN ハチテン 
YouTube:@HACHITEN 

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