ホッとひと時つきたいときは 「とりもと硝子店」の茶海

今日のひとしな
2020.10.26

~「ツクリテ」よりvol.26 ~

「とりもと硝子店」は、京都で鳥本雄介さんと鳥本由弥さんご夫婦で活動されているガラス工房です。「晴耕舎ガラス工房」の荒川尚也氏の下で兄妹弟子として共に学んだのち、お二人で独立し開窯されました。現在、奥さまは子育て中なので、主に製作はご主人の鳥本雄介さんがされています。

鳥本さんとの出会いは、とあるクラフト市で出展されていた時に作品に惹かれてその場でお声がけさせていただいたのがきっかけです。一見して寡黙で職人気質の鳥本さんでしたので、お声掛けするのにすごく緊張したのを覚えています。その時に買わせていただいたグラスの使いやすさや、ガラスなのにタフなところ、使っていくうちに益々その良さを実感していきました。

こうして当店でもお取り扱いさせていただくようになり、3年前には個展も開催。たくさんのお客様に鳥本さんのガラス作品を見ていただきました。

10数種類の原料を自家調合されて作られている鳥本さんの手吹きガラスは、とても透明感があり、ガラスの持つひんやりとした冷たい質感がありながらも、持つ手に温かく馴染み優しさも感じされてくれます。シンプルで機能性を重視した形は、暮らしのどのシーンにも柔らかく溶け込みます。ひとつひとつ手吹きで作られている為、大きさ、形には多少の差があるのも手作りならではの味です。

本日はその中から‟茶海”をご紹介いたします。

茶海とは元々中国茶・台湾茶用の道具で、茶壷や蓋碗でいれる際にお茶の味を均一化するため、また、温度の低いお湯を使う緑茶等を飲む際に電気ポットやケトルなどから注いでお湯の温度を下げる場合に使うものです。

耐熱仕様のため、ハーブティや紅茶など直接熱いお湯を注いでも使えるのでこれひとつあると大変重宝します。絶妙な窪みが入っているので、とても安定した持ちやすさ。また、ドレッシングやたれ作りにも。食卓にそのまま出せて注げるところも便利で嬉しいですね。

透明なガラスに咲くように広がる茶葉は美しく、眺めているだけで心休まります。

店頭、またはオンラインストアでも販売いたしますので、ぜひご覧ください。

「とりもと硝子店」茶海 ¥4,700+tax

 

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ツクリテ

北九州市門司区柳町2-6-29-101
TEL:093-342-9251
営業時間:11:00-17:00
定休日:月/日(第1・3)
https://www.tsukurite.info/
Instagram「@tsukurite

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