『暮らしのおへそVol.30』本日発売です!
みなさんこんにちは。編集部の木村です。
本日、『暮らしのおへそVol.30』が発売になりました!
カバーモチーフは、仲良く並んだ赤い洗濯ばさみ。
このコロナ禍の中で、家にいる時間が増えて、暮らしの原点を見つめなおした方も多かったのではないでしょうか?
朝、ベランダで洗濯を干す清々しさ、ていねいに作った料理を並べておいしく食べる幸せ──。
変わらないおへそ(=習慣)を再認識したり、いらないものをそぎ落とすことで新しい暮らし方が見えてきた方もきっといるはず。
今号で30号となった『暮らしのおへそ』は、激動のコロナ禍で変わったことや、変わらなかったこと、見つめなおした「おへそ」について、様々な方にお話を聞いてみました。
手渡すおへそ
ジャズピアニスト・小曽根 真さん 俳優・神野三鈴さん
世界で活躍するジャズピアニストの小曽根真さんと、俳優の神野三鈴さんご夫妻は、不安が高まる緊急事態宣言下で、ご自宅のリビングから毎日ライブ配信を続けました。
「ウェルカム トゥ アワリビングルーム!」と元気に始まる即興ライブは、ステイホームで不安を感じていた世界中のファンをどれだけ励ましたことでしょう。そんなおふたりの「手渡すおへそ」は、お互いへの、そして音楽を受け取るファンへの愛にあふれていました。
新しい扉を開けるおへそ
作家・辻仁成さん ほか
シングルファーザーとして息子さんを育てながら、パリで暮らす作家・辻仁成さん。作品はもちろんのこと、息子さんのためにおいしいご飯を作る日々を綴ったブログや、「おやすみ、日本。とんとんとん。」で終わる短い文章を発信しているツイッターも人気です。そんな辻さんが「コロナ時代を生き抜く人類の新しい基本」と題したエッセイを寄稿してくださいました。辻さんの「おへそ」にまつわる素敵なお話です。
伊達公子さんのおへそは
決めるまでは迷っても、一度決めたら楽しむこと
テニスプレーヤーの伊達公子さんは一度プロを引退し、11年半のブランクを経て、プロとして「再チャレンジ」を果たしました。第二幕のテニス人生をまっとうし、2度目の引退をした後は、テニスアンバサダーをつとめたり、ドイツパンの店をプロデュースしたり、「勝つこと」から「楽しむこと」にシフト。何度でもゼロからスタートして、人生を何倍も楽しむための「おへそ」とは?
ラクするおへそ
スープ作家・有賀薫さん
ラクなことはネガティブじゃない。簡単でシンプルな生活のために、毎朝スープを作るスープ作家・有賀薫さん。その哲学はスープだけにとどまらず、キッチンの規制概念もはずして、独自の快適キッチンを作ってしまったというから驚きです。。
取材の日、有賀さんが作ってくださったのは、トマト味が軽やかなマンハッタンスタイルの夏のクラムチャウダー。絶品!
揺らがぬおへそ
「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」店主 萩尾エリ子さん
薬草店「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」店主の萩尾さんが教えてくれたのは香りの力。萩尾さんが作る小さなハーブの花束は、贈られた相手の心を躍らせ、気持ちから元気にしてくれます。
「疲れているとき、悲しいとき、香りは言葉を超えてキュッと心に入ってくれるから」と萩尾さん。
精油やハーブティーなど、毎日の暮らしの中に香りをとりいれるための「おへそ」を伝授してくださいました。
ハーブティのプレゼントもチェックしてくださいね!
そのほかにも、素敵なおへその持ち主がたくさん登場する
『暮らしのおへそVol.30』を、ぜひお手に取ってみてくださいね。
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