【金子敦子さん連載】vol.1 大楠山にのぼろう！【後編】

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頂上に着きました！　やったー！　頂上は広場になっていて、展望台からは相模湾や東京湾も見渡せます。トイレや売店もありますが、この日、売店は休業中で残念。

着いたばかりですが、ここでファッションチェック！

金子さんのトップスは防臭抗菌効果もある「フーディニ」のテンセル×メリノウールＴシャツ、パンツは薄くてもストレッチがきいて、とっても動きやすい「山と道」の「ライト 5-ポケットパンツ」。サコッシュは「アンドワンダー」、帽子は「モンベル」、シューズは「マインドル」。
ライター・増田のトップスは「パブリックトウキョウ」のウールTシャツ、パンツは「フーディニ」。帽子は「マチュアーハ」、シューズはなんてったって軽い「イノヴェイト」。

金子さんのザックはたっぷり入る「山と道」。増田のザックは「ホースシューデザインズアンドメイド」のもの。

待ちに待ったごはんの時間。「暑い日でも、頂上に着くとあたたかいものが食べたくなります」と金子さん。さっそく準備に取りかかります。まずはツナコーンごはん。クッカーに無洗米と、合わせ調味料を入れます。コーンとツナを加えたら水を入れますが、何と！　空いた缶で２杯がぴったりだそう。

今、注目のアルミ製飯ごう「メスティン」で作るのは、鮭ごはん。無洗米と合わせ調味料、水を入れたら鮭をそのままのせて炊くだけ。「おいしくな〜れ！」

◎ツナコーンごはん
①クッカーに無洗米１合と合わせ調味料（３倍濃縮のめんつゆ小さじ２と鶏がらスープの素小さじ1/3）を入れる。
②ツナ１缶分とコーン大さじ２をのせ、ツナの缶詰２杯分の水を加える。火にかけて、15〜20分で（固形燃料の場合は火が消えたら）できあがり。蒸らしてからまぜ、あれば乾燥ねぎを散らす。

◎鮭ごはん
①メスティンに無洗米１合と合わせ調味料（３倍濃縮のめんつゆとみりん各小さじ１、塩ひとつまみ）を入れる。
②水180mlをグロメット（メスティンの内側についているリベット）の半分の位置まで入れ、塩鮭ひと切れをのせて火にかける。15〜20分で（固形燃料の場合は火が消えたら）できあがり。蒸らしてから鮭をほぐし、あれば乾燥ねぎを散らす。

待つこと15〜20分、炊き上がりました。ジャーン！　フワーッと湯気が上がって、おいしそう〜！

今日のメニューは、ツナコーンごはんと鮭ごはんに、高菜漬けとフリーズドライのなすのみそ汁。デザートはぶどうです。

「炊きたてごはん、最高！」。山で炊きたてごはんが食べられるなんて、贅沢ですよね。味つけもごはんの炊き加減もばっちり。「いつも山で食べるのは、おみそ汁とおにぎりぐらい」という金子さんも、お箸が止まりません。

食べ終わったら、さっと片づけをすませて下山です。帰りは「大楠芦名口コース」。約50分で大楠芦名口バス停に到着です。
「とにかく夏の低山の暑さにはびっくり！　こんなに汗をかいたのは初めてかも？というくらい（笑）。久しぶりできつかったけれど、木々を眺めたり鳥の声を聞きながら、仲間とワイワイ登る山は楽しすぎますね！」

今日の寄り道は、葉山御用邸近くにある「SUNSHINE + CLOUD」「OVER EASY」。大楠芦名口バス停からはバスで15分です。

1995年にオープンしたセレクトショップ「SUNSHINE + CLOUD」の葉山店は、2013年に今の場所に移転した際に、カフェ「OVER EASY」を併設。着心地のいいウエアや雑貨のほか、花や書籍も扱っています。「ブルーダイヤ」のビーチサンダルも。「海の香りがするショップを眺めているだけでワクワク！」

オリジナルのロゴ入りTシャツに吸い寄せられる金子さん。「表はSUN、裏はDAYとなっていたりとユーモアがあるし、色もかわいい！」

定番の「マーケットバッグ」はきれいな色がずらり。「どれも可愛くて選べない～」と悩みます。

「OVER EASY」では、ランチや軽食、デザートをいただくことができます。喉がカラカラだった私たちは、クラフトビールで乾杯！　おつかれさまでした〜！

第１回はいかがでしたか？　久しぶりの登山で肩慣らしをした金子さんは、早く登りたくてうずうずしているそう。さて、次はどの山へ？　第２回、お楽しみに！

おまけのコーデ：葉山のリラックスムードがすっかり気に入った金子さんは「「SUNSHINE + CLOUD」を後日再訪。念願の「マーケットバッグ」をゲットしました。底の「KETCHUP」がなんともキュートですよね！　

text:増田綾子
photo:有馬貴子

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