スパイシーな炒めもので、寒い冬をホットに乗りきる!〜ワタナベマキさんの「鶏もも肉と紫玉ねぎのカレー炒め」のレシピ
「時間に追われていると、どうしても料理がワンパターンになったり、同じ味つけになってしまうことってありますよね」と、料理家のワタナベマキさん。時間がない日に駆け足で作る料理として多いのは、やはり炒めものだと言います(大いに同感ですね!)。
ただ、さっと作れるのはうれしいけれど、メインのおかずとしてはちょっと…という気がしてしまうのも正直なところ。。
でも!ワタナベさんの炒めものは違うのです。なんと、「ごはんにかけてしまう」というのです。
あとは汁ものやあえもの、サラダやマリネがあれば、献立はもう完成。これなら忙しい日、疲れてクタクタの日でも、キッチンに立つ元気が湧いてきそうです。
そんなワタナベさん流の炒めものを集めたこちらのレシピ本『ごはんにかけておいしい。材料2つで炒めもの』から、寒い冬に特におすすめのおかずをご紹介します。
鶏もも肉と紫玉ねぎのカレー炒め
カレー粉はにんにくと一緒に炒めて、香りをしっかり立たせます。甘みが強い紫玉ねぎがおすすめですが、
普通の玉ねぎで作ったり、いんげんなどの緑の野菜を加えてもいいですね。
【材料(2人分)】
鶏もも肉(皮を除き、2㎝幅に切る)…1枚(250g)
紫玉ねぎ(薄切り)…1/2個
にんにく(薄切り)…1かけ
カレー粉…小さじ2
酒…大さじ2
A・バター…15g
・しょうゆ…大さじ1
・塩…少々
オリーブ油…大さじ1
黒こしょう…少々
【作り方】
1 フライパンにオリーブ油、にんにく、カレー粉を入れて中火にかけ、香りが出たら鶏肉を加えてこんがり炒める。
2 酒、紫玉ねぎを加え、ふたをして弱めの中火で5分蒸し焼きにし、Aをからめる。器に盛り、黒こしょうをふる。
*白いごはんにかける
もっとレシピを知りたい方は、こちらをどうぞ!
『ごはんにかけておいしい。材料2つで炒めもの』(主婦と生活社)
定価:1485円(税込)
フライパンひとつでさっと作れて、ごはんにかければしっかりメインになるおかずが、ぎっしり詰まったレシピ集。使う材料は、なんとたったの2つ! 材料の組み合わせ、切り方、炒め方、味つけのしかたで、いつもより数段おいしい炒めものが作れるようになります。これさえあれば、時間がない日のごはん作りももう怖くありませんよ!! 豚肉、鶏肉、ひき肉、魚、卵、豆腐…と、素材別の構成で使いやすさも抜群です。
ワタナベマキ(わたなべ・まき)さん
1976年、神奈川県生まれ。ご主人、中学生の息子さんとの3人暮らし。グラフィックデザイナーを経て、2005年から「サルビア給食室」を立ち上げ、料理家に。雑誌や書籍でのレシピ提案、イベントなどで幅広く活躍中。著書に『ごはんにかけておいしい。材料2つで炒めもの』『うちの台所道具』『つまみサラダ100』『らくつまみ100』『アジアのごはん』『アジアのサラダ』『アジアの麺』(すべて主婦と生活社)、『ほったらかしでおいしい!蒸しレシピ』(学研プラス)など多数。
Instagram maki_watanabe
photo:佐々木美果 styling:ワタナベマキ
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