着る人を‟想う”服作り 「FRANCESCA AMAM LABEL」のアイテム

今日のひとしな
2021.05.07

~「文月」「道具屋nobori」よりvol.7 ~

進化し続ける大人の日常着、「FRANCESCA AMAM LABEL(フランチェスカ アマン ラベル)」。

日々の暮らしに愛着が持てる洋服をデザインし続ける、米倉由賀さん。裁縫の技術を祖母の代から受け継ぎ、現在は洋裁を米倉さん、編み物を妹さんが担当し、神戸で制作をされています。服づくりに恵まれた環境で育った彼女の仕立てには「着る人を想う心遣い」があふれています。

 

そんな米倉さんが特に思い入れの強いアイテムは、「FRANCESCA AMAM LABEL」の定番ともいえるカシュクールワンピース。

「お客様が『わたし、カシュクールって似合わないのよね』と話されたのがきっかけで誕生しました。ディテールに特徴があり、似合う似合わないがハッキリ出てしまうカシュクール。あの日出会った言葉がきっかけで、何度も何度もバージョンアップを繰り返し作り続けています。それは、誰かの日常着になり日々に寄り添いたいと願うからです」(米倉さん)

実は身長が低く胸元にも自信がない私が、初めて勇気を出して購入したカシュクールでもあります。今となっては、気分をあげたい日のお気に入りのデイリーウェアとして、また特別な日の自信が持てる装いとして、様々なシーンで愛用しています。


カシュクールワンピース(white/lightgray/navy/black)size1¥21,670、size 2 ¥21,890 

柔らかく軽やかな国産の綿ローン素材を使用。贅沢に施された光沢のあるギャザーが、ふんわりしつつもほどよくすっきりと見え、美しく上品な一枚に仕上がっています。光の角度でやんわりと透ける生地感は、組み合わせ次第で様々なコーディネートが楽しめるので、ワンピースとして、また存在感のある羽織として、季節を問わずに活躍するアイテムです。


ギャザーパンツ(white/lightgray/navy/black)¥20,790

まるで花が咲いたように広がる裾が美しい、人気のギャザーパンツ。

一見するとスカートに見えるのは、もともとあったギャザースカートを「自転車に乗れるものに」というお客様の希望に応えて生まれたアイテムだから。たっぷりとしたギャザーの分量はそのままに、丈を少しだけ短くし、サイドポケットまでつけた、米倉さんの心遣いが光る一着(裏地つき)。自転車通勤の私も欠かせない、アクティブにお洒落を楽しむ女性の味方です。


Ancán hilda tote ¥7,920(税込)

コーディネートにおすすめするのは、フィリピンのアクランの町で最も古くから継承され、地元の文化として愛されている「手織り」の技術が際立つトートバッグ。

フィリピン原産のバナナの一種であるアバカ繊維は、天然繊維の中でも最も強度があり、ほど良い光沢感を演出。無染色のアバカのナチュラル感と、繊細で華奢なシルクの上品さが、装いを優しく引立てます。

お客様や店舗スタッフの声を大切に、幾度も改良を重ねられ生まれる「FRANCESCA AMAM LABEL」のアイテム。これからも着る人を想い続ける姿勢を変えず、世代や流行に左右されない日常着を作り続ける彼女の進化が楽しみです。

 

text: スジノ(文月)

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文月/道具屋nobori

「文月」
住所:東京都台東区寿3-7-1
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日
https://fuzukikuramae.stores.jp/
instagram:@fuzuki.kuramae

 

「道具屋nobori」
住所:東京都台東区寿2-9-17
営業時間:11:00~18:00
https://fromafar.stores.jp/
instagram:@douguya_nobori

 

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