おしゃれは自分が見てきたものの足し算。基本はTシャツ+デニムで オオクボスミエさん Vol.1

大人になったら、着たい服
2021.04.26


「無印良品」の真っ白なTシャツに「ミディウミ」のデニムを合わせて。極めて普通の組み合わせなのに、ハッと振り返りたくなるほどおしゃれ! それは、すべてのアイテムのサイズがぴったりと合っているから。さらに、インパクトのあるバッグや靴がピリッと効いているから。この「普通なのに、普通じゃない」ところが、オオクボさんのおしゃれのポイントです。


美術短期大学を卒業後、百貨店や、アパレル会社でデコレーターとして働いてきたそうです。

「閉店後に作業をしなくちゃいけないからいつもデニム。昼間は打ち合わせに行くので、その上にジャケットを合わせて。先輩たちと肩を並べて仕事をするので、150%の自分に見られるように、見た目はとっても大事でしたね」


ところが……。ディスプレイやファッションは一瞬のもので、どんどん流れていきます。いつしか「残るものを手がけたい」と感じるようになり、30歳を前に、仕事をしながら彫金の学校に通い始めました。

→Vol.2に続きます

photo:白木世志一 text:一田憲子



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Profile

オオクボスミエ

Sumie Okubo

武蔵野美術短期大学卒業後、百貨店を経て三陽商会に入社。ショーウィンドウのディスプレイや店舗のコーディネーションを手がける。陶芸家の夫と結婚して佐賀県有田町で暮らす。フリーランスのデコレーターとして働きながら、彫金家として活躍。夫とともに白磁と銀の作品を販売するギャラリーショップ「G工房」を運営。
Instagram:@g_koubou

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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