～「HJ GALLERY」より vol.16 ～

年々歳を重ねていくごとに、自分に似合う服というのはわかってくるものです。それは、良いことでもある反面、なかなか新たな冒険ができなかったりもします。だからこそ、着たことのない服を着て、それが思った以上に似合った時の喜びは、知らない自分に出会えたようで嬉しくなります。

「Scye（サイ）」がつくる服たちは、生地の良さと圧倒的なクオリティの高さ、そして袖を通した時の驚きに毎回心踊ります。そうなんです。「Scye」の服のよさは、袖を通した時にわかる事が多いのです。ハンガーにかかっている時に「どうかな？」と思っても、その後袖を通すと想像を遥かに超えてくるのです。

「Scye」は、2000年よりデザイナーの日高久代氏とパターンカッターの宮原秀晃氏が手がけるブランドで、テーラー用語で、袖ぐりや鎌を意味することば。英国クラシックをベースに現代的な視点から様々な要素を加え、再構築したリアルクローズが特徴です。

例えばこの、パフスリーブの袖がアクセントとして、美しいシルエットを生むバンドカラーブラウス。バックスタイルの細かいギャザーもポイントになって、女性らしい雰囲気が生まれます。柔らかな肌触りのコットンとゆったりとしたシルエットがナチュラルに美しい。プルオーバーならではの柔らかな雰囲気がありながら、甘くなり過ぎないバランスが絶妙な一枚。袖口はゴムになっており、空気を含んでふんわりとしたボリュームを持ちます。

このシャツを撮影用にスタッフに着てもらう度に、「着ているスタッフが美しい」と毎回シャッターを押しながら感じています。生地感とシルエットが絶妙なのです。首元は、コンパクトなバンドカラーですっきりとしていて、肩は少し落ちたシルエット。ゆったりとした身幅でリラックスした着心地。そして、バックシルエットがまた美しい。女性が着ると美しくなる魔法の一着です。

ウォッシュドコットンポプリンバルーンスリーブブラウス ￥35,200

「Scye」が扱う素材はほぼ日本製で、縫製も一部のニット以外はメイド・イン・ジャパンです。上質な素材感に加え、細部まで計算し尽くされた美しいデザイン。先日、夏用に主人がセットアップを購入したのですが、着ている姿、動く姿がとにかく美しい。そして着心地が良さそうで余裕を感じました。まだの方、ぜひ一度袖を通してみてください。新たな自分の一面と出会えます。

フェイスマスク（ホワイト/グレー/ブラック　S/M）￥1,760

「Scye」のこだわりは、マスクにも。サイのワッペンも愛らしく、抜群の付け心地とフォルムの美しさで、呼吸もしやすく、「これさえあればいい！」とさえ思います。



「Scye」の秋冬コレクションが随時入荷しております。詳しくは、「HJ GALLERY」までお問い合わせください。

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