大人のティータイム Vol.4
自宅で過ごすことが多くなっている昨今。おしゃれなあの人はどんなティータイムを過ごしているのかちょっとのぞかせていただきました。お茶、器、お菓子……。好きなものの足し算は洋服と同じ、自分を元気にするための暮らしのコーディネートです。
夫婦で朝のミーティングを
藤澤陽子さん
朝、たっぷりのコーヒーを手にご主人とその日の予定や、昨日話しそびれたことをゆっくり話すというのが藤澤さんの日課です。最近気に入っている甘いものは、東京・代々木八幡「イエンセン」のペストリーなのだそう。そんな朝のひとときは、なくてはならない夫婦のコミュニケーションの時間のようです。
午後からのひとり時間には、抹茶を点てることも。
ティータイムの
相棒はナッツ!
「阪急うめだ本店『うめだスーク』」
バイヤー 青木博美さん
在宅勤務が増えたことで、仕事をしながらナッツをつまんでハーブティーを。「私の場合は“ながらティータイム” ですね」と青木さん。甘いものはあまり食べず、アーモンドやクルミなどのナッツ類か、ビターチョコを。「本当は友人とおしゃべりするお茶時間がいちばん好きなんですが。その大切さを今かみ締めています」
「ヴェーダヴィ」のオリジナルブレンドハーブティー。
郷土のお菓子を
コーヒーと合わせて
「夕日堂」店主 大鋸礼子さん
コーヒーをいれたら用意するのは、和歌山県串本町の「菓子 潮ざき」の「しら波」という和菓子。若い頃は「ここ」ではないどこかに惹かれたけれど、今はすぐそばにある「いいもの」を探すのが楽しみなのだとか。自宅の窓の外はすぐ海。刻々と表情を変えるその風景が、大鋸さんのホッとひと息つくお茶時間の主役かもしれません。
コーヒーは和歌山市の「珈琲もくれん」と大阪市の「井尻珈琲焙煎所」のものを。
text:一田憲子
もっと詳しい内容は、ただいま発売中の
『大人になったら、着たい服 2021 春夏』でご紹介しています。
ご覧になってみてくださいね。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。