～「DOKODO」より vol.11 ～

本日12月11日は「胃腸の日」みたいです。師走の忙しさもありますが、身体には気を付けて過ごしましょうね。

本日はウールのローブを紹介します。たくさん洋服を取り扱っていますが、男性の僕でも欲しいなと思うモデル。縮絨加工をしたウールを使用したローブなんですけど、まず「縮絨加工ってなんだ？」という説明から。

これは、ウールの織りやニットに熱や圧力をかけて収縮させ、目を詰まらせ緻密にしてフェルトのような風合いにする加工の事です。ウールを熱湯で煮たり蒸したり、アルカリ性の溶液と熱を加え、揉む、叩くなどの圧をかけて縮絨させます。そうする事で繊維同士が絡まってフェルト状になるわけです。そうしてできた縮絨ウールには独特の風合いが生まれて、触り心地も柔らかくチクチク感がないものになります。

「koton（コトン）」は定番で縮絨加工の洋服を展開していますが、このウールローブもそうなんです。「DOKODO」でも秋冬は毎回仕入れを行っている人気品番です。

裏表が逆になったインサイドアウトのデザインが特徴的ですね。縫代が表に出る事で着心地がよくなっています。着心地だけでなく、デザイン的にもフラットな印象のローブに粗野感をプラスして暖かみを感じるものに仕上げています。

前立てはボタンレスで着用したときにはひらひらとするので、動きが出やすくなっています。

裾は切りっぱなしになっているので、波打つ生地の不均一さがよりこのローブの良さを引き出していますね。

ふわっと、ゆったりと羽織れるので大人の落ち着きや余裕を表現でき、首元にショールをもってくれば、より「DOKODO」らしいスタイルになりそうです。またフロントをピンなどで留めてアレンジしても良さそうですね。

上質なウールを纏って12月も乗り切りましょー！

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