初めての方にもおすすめ！　ヴィンテージのミニトライバルラグ

～「POTLATCH」より vol.23 ～

様々な時代や国の雑貨が並ぶ当店ですが、この季節になると多く取り揃えているのがパキスタンやイラン、アフガニスタンなどの中東のトライバルラグ（部族絨毯）です。トライバルラグには興味があるけれど、ちょっとハードルが高そうと思われている方も多いのではないでしょうか？　そんな方にもおすすめな小ぶりなサイズのトライバルラグを今日はご紹介したいと思います。

　
仕入れでは数百枚以上ある中から選んでいるため目移りしてしまいますが、日本のインテリアに合わせやすいデザインをと、いつも自分自身に言い聞かせながら厳選したラグを店内に並べています。
30cm四方ほどのミニラグや細長いランナータイプは、花瓶敷きとしても使いやすく、一番人気の大きさです。大きなラグは価格もそれなりにしてしまいますが、小ぶりなサイズは1万円前後からありますので、トライバルラグが初めてという方にもおすすめです。トライバルラグはどれも一枚ずつデザインが違うため、ディスプレイする際は組み合わせる花器やかご、植物などを入れ替えながら一番しっくりくるものを探します。その中でもとりわけ相性が良いものが、日本の古いものです。

和な雰囲気の花瓶にラグがしっくり馴染んでいます。おうちの物置に眠ったままの古い花瓶を取り出してきて、似合うものを探してみるのも楽しいですよ。トライバルラグは畳のある和室で使う方も多く、タペストリーのように床の間に飾ってもきっと素敵だと思います。

テーブルセンターには、こんなランナータイプがよく似合います。生活感の出やすいダイニングテーブルですが、日頃から卓上を飾ることを楽しめば、それがいつも綺麗に保つ秘訣になるかもしれませんね。

「ラグは敷くもの」と思いがちですが、自由な発想で壁に飾ってみるのはいかがでしょうか？トライバルラグの中には床に敷くもの以外にも、食材や家財品を入れる袋物、ラクダのこぶ飾りとして作られた装飾豊かなものなど様々です。どれも芸術品のように美しく、壁に飾るとよく映えます。

いつもの部屋にトライバルラグを一枚加えるだけで、不思議と空間が引き締まり、おしゃれな雰囲気に変わりますよ。ぜひ気軽にインテリアに取り入れてみてくださいね。

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