[ニットのお手入れvol.1]  きれいに長~く着るための基本のケア5

ナチュリラ
2016.01.22

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冬のおしゃれのキーアイテムといえば、断然あたたかくて風合いのあるニット。

端正なハイゲージや、ふんわりとした毛足の長いモヘア、

ざっくりとした素朴な風合いのローゲージなど、

それぞれの持ち味で冬の着こなしに表情を添えてくれます。

でも、どんなに素敵なニットでも毛玉やほつれが目立ってくると、

おしゃれ度は大幅ダウン。虫食い穴が出来てしまって、

ワンシーズン着ただけで泣く泣く処分…なんて悲しい結末も。

上質なニットは、決して安いモノではないだけに、

ずっときれいな状態で長く着続けたい!

というのがニット好きのみなさんの切なる願いです。

そこで、ニットをきれいな状態でキープして

長く愛用するための基本のケアを専門家に教えてもらいました。

 

ニットを長持ちさせるポイントはこの5つ!

 ①着用後はブラッシングを忘れずに

ニット用ブラシで編み目に添って毛並みを整えるように

ブラッシングして、ホコリや汚れを落としましょう。

 

②クロゼットにしまう前に、風通しの良い場所に干して

汗などの湿気があると虫がつきやすくなるので、必ず干してからしまいましょう。

③毛玉は専用ブラシでこまめに処理を

専用のものがなければはさみやカミソリでも大丈夫。早めのケアを。

④食べこぼしはすぐにつまみ洗いして

水を含ませた布で汚れた部分をたたけば、繊維が痛みません。

⑤1日着たら、2~3日休ませて

連続して着ると、過度の摩擦で毛玉の原因になります

 

ニットの風合いを保つには、脱いだあとのひと手間が大事です。

ぜひ実践してみてくださいネ。

 

 『ナチュリラ』vol.28より   photo:岡利恵子  text:坂本祥子 

ニットの穴
東京都足立区柳原1-10-2

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見積もりはメールで

info@knit-ana.com

 

Profile

皆藤美恵子さん

Kaito Mieko

自宅アトリエにてニット専門の修理工房を営む。虫食い穴の補修からサイズ直し、丈詰めまでを請け負う。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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