素敵な器を使った朝ごはんコラム、11月担当は「暮らしの店en」の小見映子さん

器店主の朝ごはん
2022.11.03

こんにちは。東広島市西条町で「暮らしの店en」という雑貨店を営んでいる小見映子と申します。11月の朝ごはんコラムを担当させていただく事になりました。どうぞよろしくお願いいたします。

西条は日本三大酒どころ。酒蔵通りには7つの蔵があります。10月には3年ぶりに「酒まつり」が開催され、久し振りに街がにぎわいました。

以前洋装店だったこの場所にお店を借りて、2016年「暮らしの店en」はスタートしました。同じビルに隣接するお花屋さんは6年先輩、とても頼りになる存在です。そして今では次々と素敵な仲間が増え、ビルはとても賑やかになりました。

お店は主に、器や暮らしにまつわる生活雑貨などを取り扱っています。店名の「en」は、商品とお客様のご縁(en)を繋ぐお手伝いが出来たらと名付けました。お店に来られるお客様は、ご自身のものはもちろん贈り物を探しに来て下さる事も多いです。そんな時は気軽にお声掛けいただけたらと思います。

仕入れをする時には、出来る限り現地に足を運び作り手さんにお会いしています。作品ももちろんですが、お人柄に惹かれる事がとても多いです。そんな素敵なお人柄をお伝えできたらと思っています。大量にものがあふれている今だからこそ、長く大切に使える品をセレクトしています。

お店を始めるキッカケとなった一つに「志和地窯」の器があります。お店を始める以前から、我が家の食卓には志和地窯の器が多く並んでいました。
陶工の佐藤俊郎さんは、17才の時郷里青森から長い修行をされた後、三次に窯を築かれました。陶芸一筋の佐藤さん、生き方は不器用だけれど作られる器たちは温かく人間味あふれています。そんな器たちをもっと沢山の方に知っていただきたいとの想いもありました。(佐藤さんは80才、現在はお休み中です)

私が大切にしている事は、いつもの普段通りの暮らしです。朝起きて「朝ごはんを作る」「洗濯をする」「生ごみをコンポストに捨てる」「植物達に水をやる」などなど、仕事に行く朝は大忙し。休日は、いつもは出来ない所を少しだけ丁寧に掃除をしたり、庭仕事をしたり、作り置きおかずを作ったり。特別な事は何もないけれど、その積み重ねが今を作っていると思います。日々の暮らしは休む事なく続いていきます。少しでも毎日の暮らしが豊かで楽しくなるよう、お手伝いができたらと思っております。
専業主婦だった私が家族の力を借り、お店を始めて7年目。お店は器専門店ではありませんが、我が家の器で普段通りの「朝ごはん」をご紹介できたらと思います。これから1か月、どうぞよろしくお願いいたします。

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暮らしの店en

広島県東広島市西条朝日町1-14
TEL:090-7997-9353
定休日:月曜、火曜
http://good-en.com

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