「春のレイヤースタイル」…おすすめ帖 vol.93

おしゃれさんコーディネート
2023.03.18


『ナチュリラ』本誌でも、季節ごとのリアルクローズとそのおしゃれな着こなし方を提案してくださっている人気セレクトショップ「アナベル」。店主の伊佐さんによる「季節のおすすめ帖」連載コラムです。季節ごとのおすすめの品を月に1回、ご紹介しています。

photo:川本浩太 text:伊佐洋平 model:伊佐奈々


 

寒暖差が激しいのが端境期の特徴ですから、季節に合わせておしゃれを楽しもうと思うと必然と春物のレイヤー(重ね着)が必要不可欠です。そんな季節なこともあって、道行く人はセーターを着ている人やウールのコートを着ている人もいらっしゃる。今日は3月に僕や妻が着ているレイヤーパターンの一つをご紹介します。

まずはコート。3月の下旬にもなると、よほど気温が下がらない限り薄手のコットン素材のコートの出番が増えてきます。シャツよりは少し厚地くらいの生地感です。裏地付きのコートと比較すると軽やかで、着る季節も端境期に限るので、こんな明るい、春を感じさせるような特別な色合いもおすすめです。

 

前を開けた際にちらちらと見えるレイヤーも楽しみたいのが春のスタイリング。

 

今回はコートの下にはジャケットを合わせてみました。着ている人が少ないからこそおしゃれに見えるアイテムです。いわゆる「羽織」に飽きたら、ぜひトライしてみてくださいね。

 

20℃くらいまで気温が上がって、日中だけのお出かけでしたらコートは要らないかもしれませんね。こんな軽装に春のストールだけで十分でしょう。

 

ジャケットも前を開けたら羽織っぽく、ハードルが下がる気もします。今回のジャケットは少し張り感のある素材ですが、ジャケットを着なれない方は柔らかい素材のものを着てみたり、薄手の素材のものを着てみるとまた別物ですよ。

 

重ね着をしつつ、1ヶ月ほどするとこんな軽いワンツーコーデで出歩く季節がやってきます。だいたい4月の下旬頃。ゴールデンウィークを控えたあたりでしょうか。春の重ね着に使うジャケットや薄手のコートは、実用面や機能面だけをシビアにみたら、なくても困らないアイテムかもしれません。ジャケットもシャツもやめて厚地のスウェットや春っぽく見えるセーターを着て、裏付きのコットンコートがあれば事足ります。でもだからこそ、こんな春っぽいレイヤーを見かけると、つい2度見しちゃいます。おしゃれだなと。

 

コットンコート:YARMO(※2022春夏商品)¥36,300(税込)
ジャケット:HandWerker ¥38,500(税込)
刺繍レースシャツ:khadi&co ¥48,400(税込)
ワイドパンツ:ゴーシュ ¥30,800(税込)

 

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