バッグ界の名脇役「JACQUES LE CORRE(ジャック・ル・コー)」のリスボン

今日のひとしな
2023.06.08

〜「PETIT BONHEUR」より vol.08 〜


“ずっと長く使える、きちんとしたバッグ“って、意外と見つからないものです。今日は、スッタフも長年愛用している「JACQUES LE CORRE(ジャック・ル・コー)」のアイコンバッグ「LISBON(リスボン)」をご紹介。


「JACQUES LE CORRE」は1985年にパリで帽子ブランドとしてスタート。のちに、クラシカルでずっと使えるバッグを作りたいと思っていたデザイナーが、ポルトガルの首都・リスボンの街に滞在した中で感じたイメージをもとに1998年に誕生したのが「LISBON」です。


無駄を削ぎ落としたシンプルなフォルム、年々減っているフランスのバッグ職人が手がける“メイドインフランス”の「LISBON」は、デビューするとすぐに、デザインやファッション界隈でエディターズバッグとして話題に。

このサイズはS。A4書類がピッタリ収まる、一番ポピュラーな大きさです。プライベートでもお仕事でも使いまわせて便利。


まったく同じバッグなのに、ジーンズと合わせるとグンとカジュアルに。持つ人の年齢や性別、ファッションを選ぶことなく、コーディネートにスッと溶け込んでしまう、これが「LISBON」のすごいところ。バッグ界の名脇役です。


このサイズはMINI。付属のストラップをはずして、ジャケットやワンピースと合わせると、フォーマルシーンのハンドバッグとして活躍。休日は斜めがけしてカジュアルに使えます。


同じデザインに、違う生地を載せ替えただけで、まったく違う印象になるのも「LISBON」の面白さ。

写真家という一面を持つデザイナーは、この鞄をキャンバスに見立てて、いろんな素材、色、柄を使いわけて、毎シーズンのコレクションを展開しています。


定番の「LISBON」は、シーズンによってMサイズよりも大きいLサイズもラインナップに加わります。これがそのLサイズ。私たちはジャンボくんと呼んでいます。

店長・カスミが、数年前に奮発したジャンボくんを自慢げに見せる様子。「大きさのわりに軽いし、使い込むと柔らかくなじむから使いやすいですよ」


「さて本日は、何処にお供いたしましょう?」と聞いているような佇まい。

はじめての“きちんとバッグ”だったり、バッグ好きが辿り着く”究極バッグ”だったり、その人によってスタートにもゴールにもなります。今年でデビュー25周年、最強のバイプレーヤー「LISBON」のご紹介でした。

 

←「プチボネール」の今日のひとしなはこちらから
←このほかの今日のひとしなはこちらから

PETIT BONHEUR(プチボネール)

熊本県人吉市五日町26-1
TEL:0966-22-1236
営業時間:12:00-19:00
定休日:火曜
Website:https://petit-bonheur.com/
Online Shop:https://shop.petit-bonheur.com/
Instagram:@petitbonheur.inc

 

FILLING(フィリング)
熊本県人吉市九日町34-2
TEL:0966-32-8400
営業時間:10:00-18:00
定休日:不定休
Instagram:@filling11044

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ