初秋には“バンドカラー”シャツが便利
こんにちは。南阿蘇「robin ASO」の土持です。
早朝散歩。阿蘇五岳に射す朝日。
さて、今日は店頭でお客様にご提案した「バンドカラーシャツ」を使ったコーディネートをご紹介したいと思います。
#1 細畝コーデュロイシャツ
お客様:「ようやく涼しくなってきたわね。朝晩にちょっと羽織れるもので、何にでも合わせやすいものあるかしら?」
そのご要望に対してご提案したのは、「ASEEDONCLÖUD」から派生したワークウェアのコレクション「Handwerker」の細畝コーデュロイのシャツです。一枚ではもちろん、ボタンを全て開けると、薄手のジャケット代わりになるのでお勧めしました。
アイボリー色のツイルパンツと合わせて爽やかに。
「羽織のシャツスタイル」は、男性はよくする着こなしかもしれませんが、女性だとストリートカジュアル風に見えがちです。でも、三角形の襟のない“バンドカラー”だと、首元がスッキリとして、品よく着ることができると思います。
肩のギャザーとアイボリーの裏生地がアクセントに。
「コーデュロイ」というと一般的に厚みと重さがあるイメージかもしれませんが、こちらは柔らかで軽く、着心地がとても良い素材を使用しています。面白いのが、袖や襟裏には、ハリのあるコットン地が貼られていることです。その「剛柔」を混ぜたウィットのあるデザインに、デザイナー玉井さんのこだわりを感じます。
もちろん袖を捲らないで、シンプルに着ることも出来ます。
当店で今季お取扱いをスタートしたばかりのブランドなのですが、ロンドンのセント・マーチンズで培った美意識や価値観から生まれたワークウェアが、ここ阿蘇でどのように実用着としての魅力を発揮していくのか、とても楽しみにしています。
タックインしてワイドパンツと合わせてみました。
#2 オーバーシルエットのコットンシャツ
お客様:「週末に車で旅行に行く予定なのだけど、すっきりとしたシルエットのパンツに合わせるトップスで、何かおすすめないかしら?」
そのご要望に対して私がご提案したのは、こちらの「Porter des bouton(ポルテデブトン)」のブルーのシャツです。
「evam eva」の細身のスウェットパンツを合わせてみました。
ゆったりとしたシルエットですが、着丈に前後差をつけて動きをプラスしているので、1枚でシンプルに着るだけで様になります。
一見するとシンプルですが、随所に遊び心が散りばめられています。
また、「防シワ加工」が施されているので、車の中で長時間座ったり、脱いだ後に無造作に置いたりと、ラフに扱ってもシワが気にならず、本当に扱いやすいのでお勧めしました。こちらのシャツも「羽織」として活躍してくれます。
左胸には「封筒」をイメージしたフラップポケット。
個人的には、“シャツ”はシンプルに1枚でさらりと着るのが好きだったのですが、阿蘇に移住してからは、端境期にカーディガンや薄手アウター代わりに羽織るのにとても便利だと気が付きました。ニットやジャケットと違って、気軽に自宅で洗えて扱いが楽なのも便利です。
それではまた来週、よろしくお願いいたします。
<#1-1>
TOPS:Handwerker / コーデュロイシャツ
INNER:evam eva / ハーフスリーブカットソー(私物)
PANTS:D / コットンツイルパンツ
SHOES:FABIO RUSCONI(私物)
<#1-2>
TOPS:Handwerker / コーデュロイシャツ
PANTS:STAMP AND DIARY / コットンワイドパンツ(ブラウン)
SHOES:Fru.it. (私物)
<#2>
SHIRTS:Porter des boutons / ストライプシャツ
PANTS:evam eva / コットンウールスウェットパンツ
BAG:モロッコマルシェバッグ
SHOES:J.M.WESTON(私物)
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽3811-1
電話:0967-67-2338
メール:info@robinaso.com
営業時間:午前11時〜午後6時
定休日:水曜、木曜(祝日の場合は営業)
https://robinaso.com/
ONLINE STORE:http://robinaso.theshop.jp/
Instagram:@robin.aso
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