「花工房あげたけ」 〜くらしを豊かにするグリーン〜

～「Am's」より　vol.6～

今日はくらしにみずみずしい緑を運んでくれる花屋さんのご紹介です。
Am’sには広いガラス窓から光をとり込んだ、開放的な一角があります。大きな木を中心に並んだガーデンチェアやソファが、公園のような憩いの風景をつくっています。近くのテーブルには、多肉植物や観葉植物、スワッグなどのグリーンが並びます。植物を届けてくださるのは、鳥取県中部・北栄町の老舗「花工房あげたけ」です。

「あげたけ」は1953年に街の商店街で日用品や食品を扱う店として創業し、その後、花を専門に扱うようになりました。３代目となる代表の根鈴啓一さんと、妹でフラワーデザイナー協会の講師資格をもつ福井歌奈子さんを中心に生花店を営んでいます。お花の注文は、人生の節目を彩ったり、祝いや感謝の気持ちを伝えるギフトが多いため、地域に密着して花を扱うと、一人一人にドラマやストーリー、日々のくらしがあるのがよくわかるそうです。「身近な人たちのくらしが豊かになるお手伝いをしたい」という思いは創業時から変わらない、あげたけのコンセプトです。

Am’sもライフスタイルショップとして、くらしを美しく、心地よくするお手伝いをしたいと考えています。グリーン売り場のテーブルには、いつもめずらしい鉢植え、ドライフラワーのスワッグやフラワーアレンジメントが並びます。
お客さまは目うつりするようで、テーブルの周りを何周もまわりながら、いろんな角度から見たうえで「これ！」という植物を選ばれます。ご自宅で育てる植物も、だれかにプレゼントするものも、インテリアを選ぶようにじっくりと吟味される姿が印象的です。

母の日や送別などのギフトシーズンには、贈り物にしやすいドライフラワーのスワッグやバスケットアレンジ、鉢植えが人気です。華やかなアレンジは、贈る方も贈られる方もみんなを笑顔にしてくれます。

お正月やクリスマスなど、季節に合わせ、ひとつずつ表情の異なるアレンジメントが入荷します。また、お客さまご自身で草花に触れ、アレンジを楽しんでいただけるよう、Am’s店内でのリースづくりのワークショップや、毎月第２土曜日には生花の出張販売会「あげたけの日」を開催しています。お部屋の模様替えをするように、季節を感じる植物を飾ってみてはいかがでしょうか？

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