身近だけどちょっと“特別”な「BIRDS' WORDS」のうつわ

～「Am's」より　vol.28～

「BIRDS' WORDS」（バーズワーズ）の作品には、「鳥のさえずりのように、 ひとつひとつの作品が人の心や体に優しく伝わっていくものにしたい」という想いが込められています。
陶のオーナメントを中心に、触れてみたくなるようなおおらかな造形と暮らしに寄り添う作品をイメージし、デザインディレクターの富岡正直氏と陶芸作家の伊藤利江氏によって2009年に設立されました。

食卓を彩る楽しいテーブルウェア、部屋の中にゆっくりと馴染んでゆくアートポスター。バーズワーズが生み出すアイテムは日々の暮らしにそっと寄り添いながら、日常の風景になっていくように願いを込めて、ひとつひとつ丁寧につくられています。

今回ご紹介するひとしなは、ハンコで全体に模様を施した凹凸がたのしい食器、「パターンド」シリーズ。

陶芸作家・伊藤利江さん自身が作ったハンコで、ひとつずつカップ全体に模様を施したカップです。
ハンコの模様はどこか懐かしい花や鳥が幾何学模様のようにセンスよく隙間無く施されていて、落ち着いた色合いの釉薬のしっとりとした風合いが美しく、北欧のヴィンテージカップを思わせるデザイン。
力加減によってひとつひとつのハンコ模様の凹凸具合や、釉薬の濃淡があり、それぞれの個体差も楽しめます。

カップは波佐見焼の磁器製で、電子レンジや食洗機に対応。実用的で使いやすいサイズ感も魅力です。
朝の一杯のコーヒーや食事のスープなど、手に馴染む大きさでずっと持っていたくなる心地良さです。同じ色のプレートと合わせて、カップ&ソーサーとしてもおすすめ。

次に、陶芸作家・伊藤利江さんが描いた水彩画のポスターのご紹介です。リースのデザインで描かれたさまざまな鳥や花々が、お部屋をぱっと華やかに彩り、インテリアとしてアクセントになりますね。

また、色とりどりの紙に、職人の手によって一枚一枚刷られた鳥や花のシルクスクリーン。鳥や花の陶器ブローチのスケッチを集めたようなデザインとなっており、伊藤さん自身が仕上がりに納得のいくものだけに直筆でサインを入れ仕上げています。

その他、ブローチやアクセサリーなど、陶器と釉薬の温かみを感じるアイテムはどこか懐かしく、人の手の温もりを感じる作品となっています。ギフトにも喜ばれています。

BIRDS' WORDSがものづくりにおいて最も大切にしていることは、「暮らしの中で身近に使ってもらえるもの」「毎日使えて、普段使いできるけど、ちょっと“特別”なもの」をつくっていくこと。
想いの詰まったBIRDS' WORDSのアイテムは、日常に心彩る安らぎと温もりを与えてくれます。

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