熟練クラフトマンが作る「forme(フォルメ)」の革靴

今日のひとしな
2016.02.02

~レクトホールよりvol.2 ~

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デイリー連載「今日のひとしな」コラム第二回の今日は、 forme(フォルメ)の革靴をご紹介します。

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(①ストレートチップシューズ)

一年前まではほとんど毎日スニーカーを履いていました。
特別な日はシューズクローゼットから革靴を出してきていろいろ検討するのですが、いまいち自分の服装にぴったりくるものを持っていなくて、コーディネートに悩みました。

あと、ソールの堅さからどうしても疲れてしまうので、“わりときれいめな格好にスニーカー”というのがそれまで定番のスタイル。でも、このフォルメの靴に出会ってからは、“普段も革靴”というのが多くなりました!

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(①ストレートチップシューズ)

レクトホールのスペースで展示会をしたいとフォルメさんからオファーをいただいて、初めて拝見したのですが、イメージがぴったりはまりました。
独特な丸みのあるフォルムとベビーカーフの上品なツヤ、そして靴の周りのウェルトの色のせいかもしれません。

グッドイヤーウェルテッドという製法で作られた靴には、周りにぐるっとせり出したウェルトという部分があり、そこに縫い目があります。ウェルトをライトブラウンにすることで縫い目が浮き上がり、手で仕上げた丁寧さが伝わってきます。

また、靴の黒とちょっとのライトブラウンというツートンのおかげで、カジュアルな服装にも合い、バッグや小物との色合せもしやすいのだと思います。
履いてみると、インソールがやわらかに沈み、履き心地も抜群です。

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(②プレーントゥシューズ)

デザイナーの小島明洋さんは、「靴はファッションの一部である前に、生活に根ざした『道具』であり、そこから必然的に生まれてくるデザイン、作りの確かさ、をベースにformeとしての現代的解釈を交えた靴を提案し続けていきたい」とおっしゃっています。
まずはファッション性の追求より、機能が第一でそこから無駄のない美しさが生まれ、様々なスタイルにフィットするのだと思いました。

レクトホールでは主に、内羽根ストレートチップシューズと外羽根プレーントゥシューズの2種類を扱っています。イギリスの王室が起源で正式なシーンでも活躍できる内羽根ストレートチップ、軍用が元になっている外羽根プレーントゥ。この2足はかなり重宝します。

日本の熟練した技術を持つクラフトマンが制作しているので、修理を直接お願いできて長く履き続けられるところも魅力です!


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①ストレートチップシューズ
Color:ブラック
¥64,000+tax~

②プレーントゥシューズ
Color:ブラック
¥60,000+tax~

RECTOHALL(レクトホール)

クリーンでジェンダーにとらわれない服、装飾や汚れをそぎ落とし、シンプルで清潔感のある仕上がりを目指したアンティーク家具、個性が光る作家ものの器などを扱うショップ。デイリー連載「今日のひとしな」のコラム執筆は、オーナーの廣田佐知子さん。

 

東京都渋谷区恵比寿南2-15-6 greenhills GF  TEL 03-3716-1202

12:00~19:00 月曜定休  http://rectohall.com

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