対面キッチンから壁づけタイプに改装して広いLDKを実現【北海道】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
結婚以来社宅暮らしを続けてきた佐藤さん家族。娘さんの受験を機に、マンションを買って腰を据えることを決意しました。選んだのは、築22年の4LDKのマンション。白を基調にしたドールハウスのような家へとリノベーションしました。
この記事は『リノベーションでかなえる カッコよくすっきり暮らせる家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。
【佐藤さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/22年
間取り/4LDK→3LDK+アトリエ
延べ床面積/88.34㎡
物件購入価格/1920万円
リノベーション費用/970万円(DIY含む)
リノベーション面積/88.34㎡
施工/RENOVES
間取りの変更アイデア
白を基調にしたシャビーシックな空間にリノベーション
わが家は転勤族で、結婚以来社宅で暮らしてきました。でも2年前、長女が高校受験を控えたことで、札幌で中古マンションを買って腰を据えることに決めたんです。中古マンションにしたのは、リノベーションで好みの部屋をつくってみたかったし、予算内に収まるから。場所は、次女の学校の学区内に決めていました。そこは自然環境と交通の便のよさで人気のエリア。物件が出るとすぐに売れてしまうので、リノベーション会社にも物件探しを手伝ってもらい、今のマンションを紹介してもらったんです。バス停が近くにあり、通勤、通学にはうってつけ。日当たりもいい角部屋なので、内見に行ったその場で購入を決めました。
希望したのは、白を基調にしたシャビ―シックな空間と明るく広いキッチン、和足のアトリエがほしいという、大きくはこの3点でした。ミニチュア作家をしているので、製作に集中できるアトリエは、絶対に欲しかったんです。
10回におよぶ打ち合わせのおかげで
念願のアトリエを手に入れ、収納不足も解決しました
清潔感のあるタイルのおかげで明るく気持ちいいキッチンに
リノベーション会社との打ち合わせを10回重ね、独立型キッチンを壊して元ダイニングの壁側に作り直して、和室をアトリエとリビングに分けて広いLDKをつくることにしました。問題は収納不足をどう解決するか。アトリエを設けたことで、収納が足りなくなったんです。解決策がリビングの壁1面に大型キャビネットを作ること。海外の家で目にするスタイルです。
実は、私にも施工を手伝わせてほしいと頼みました。ふだんはミニチュアばかりなので、リアルサイズの部屋づくりに挑戦したくて。壁の漆喰塗りと建具の塗装をさせてもらうことに。朝から暗くなるまで何日も塗っていました。大変だったけど、わが家への愛着はよりいっそう。ほかにも、子ども部屋のドアは私がリメイク、寝室のクロゼットの扉をカーテンにすることでコストカットにも成功。明るい広くなったキッチンでは料理が楽しくて。夫も娘たちも居心地満点だねってリビングでくつろいでいます。
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