ゲーム&音楽好きの夫が喜ぶ 隠れ家風個室のあるリノベ住宅【後半】

Comehome!
2022.12.16

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

マイホームは新築マンションではなく、中古マンションを買ってリノベーションすると決めていた谷本さん。その理由は、当たり障りのない間取りやデザインより、理想を随所に生かせるリノベーションのほうが、いい家になるから。隠れ家風個室やウィークスルークロゼットなど、こだわりが生かされた住まいをご覧ください。

この記事の前半はこちらより
この記事は『リノベーションでつくる カッコよくて心地いい家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより

間取りの変更アイデア

主なリノベーション箇所/洋室と和室を解体して、ウォークスルークロゼットと寝室、書斎につくり替えました。書斎の壁を斜めにしてキッチンの開放感を確保。

古材の壁でゆるく仕切った個室をキッチン前につくりました

元和室の一部を小上がりにして、夫の書斎兼趣味のコーナーに。床下は来客用の布団をしまえるよう収納にしています。

無垢材の床にできなかったので、書斎の壁にヴィンテージ感のある足場板を張ってディスプレイコーナーに。

書斎の中には本やCDがぴったりしまえる棚を造作。パソコンデスクも造り付けてあります。

夫婦それぞれが楽しめる空間を設けました

 リフォームのプランを立てるとき、こだわったのは主に2つ。ひとつは、収納をたっぷり設けること。キッチンに家具を置いて狭くするのが嫌だったので、食器棚やパントリーは造り付けに、また、リビングに荷物や上着が散らからないよう、玄関から直接出入りできるウォークスルークロゼットをつくりました。もうひとつは、夫婦がそれぞれ楽しめる場所を設けること。ゲームや音楽が好きな夫には、足場板の壁で囲った隠れ家みたいな書斎をつくりました。半個室なので、キッチンにいる私と会話もできます。私は、朝テレビをみながらメイクをしたくて、リビングに窓つきパーテーションを設け、裏にメイク机を造作しました。
 暮らしはじめて何度目かの休日、書斎から「最高やな~」という夫の声が聞こえました。家づくりは私の好きにさせてくれたから、夫も喜んでくれたと実感してほっとしました。

壁を収納に生かして狭くならないように工夫

スペースを広くとるため、洗面台の下はオープンに。ダボレールでオープンシェルフをつけることで圧迫感のないすっきりした空間に。

ヘアケア用品や薬をしまえるよう、「ジャニス」の収納棚付1面鏡をつけました。

玄関土間からクロゼットへ直接入れる間取りに

玄関を入って右手に靴棚を造作。奥で土間からフロアタイルに切り替えています。

左手にぐるりと回るとウォークスルークロゼットに。廊下に面したドアからも出入りできます。

リビングドアは背の高い夫に合わせて高さのあるものに

185cmと長身の夫が頭をぶつけないように、「ジェイマックス」の大きなドアを取り付けてもらいました。

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