業務用の流し台と水屋箪笥がバランスよくミックスされた カフェのようなキッチンがある家【後半】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
〈松山 万葉(まよ)さんの家〉
一級建築士の資格をもつ松山さんが、自ら間取りや家具配置を考えたマイホーム。こだわったのは、家事や育児がしやすい生活動線でした。業務用の家具を取りいれたインテリアにも注目してご覧ください。
この記事の前半はこちらより
この記事は『30代夫婦が建てたナチュラルな家 家時間にこだわる人の住まい15軒』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより
室内窓で玄関を明るく
階段のボルダリングは家族に人気
サニタリーや寝室を2階に配して
1階は生活感を感じさせない造りに
間取り図
洗濯やゴミ出しがスムーズにできるよう動線にもこだわりました
昔から古い家が好きで、最初は中古の一戸建てをリノベーションすることも考えていました。でも、見積もりをとってみたら新築とほとんど変わらないことがわかって。断熱性や躯体の強度も考慮して、新築することに決めました。
実は一級建築士の資格を持つ私。今は育休中ですが、共働きでも家事や子育てがしやすいように、間取りや家具配置はほとんど自分で考えました。なかでもこだわったのは生活動線。就寝から朝の身支度までの流れがスムーズになるよう、サニタリーや寝室を2階にまとめました。キッチン奥のパンテリーに勝手口を設けたことも大正解。玄関を通らずに駐車場までショートカットできるので、ゴミ出しや週1度の買い出しも、とてもラクなんです。子どもたちが外遊びから帰ったら、すぐに手を洗えるよう、玄関には洗面台を設置。コンパクトながら収納スペースもたっぷり確保できたので、余計なものは隠せて小さい子どもがいても、毎日を快適に過ごせています。
清潔感のある塗り壁と板壁が好相性
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