参考にしたのはニューヨークのSOHOスタイル。アートが似合う真っ白い廊下がある住まい

Comehome!
2023.02.06

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

〈Yさんの家〉
アメリカの古いアパートメントを思い描いて家づくりを始めたYさん。海外の図書館をイメージしたリビングは、読書や映画を観るのにぴったりなんだそう。スキップフロアや床材など、すみずみまでこだわりぬいたマイホームをご覧ください。

この記事の前半はこちらより
この記事は『30代夫婦が建てた ナチュラルな暮らしを楽しむ家』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより

WICは約3.5畳に。洋服選びが楽しいです

落ち着いて眠れるよう寝室はシンプルにまとめました。ウォークインクロゼットの入り口は斜めにとって中を広く。

中の壁紙は、古着屋さんをイメージし、「リリカラ」のモリスヘリテージカラーズLW2579を選びました。

階段のまわりには絵をたくさん飾るのが夢
そんなアートが映えるよう壁は真っ白な漆喰に!

玄関ホールにも上げ下げ窓を設けてあるので明るくさわやか。白い漆喰壁と黒い階段の組み合わせで、クラシックモダンな空間に。階段の壁にはいずれドローイングを飾りたくて。

靴箱の扉もリビングドアも縦長のモールディングのあるデザインにしたので、天井が高く見えます。

洗面台は2人並んで使えるサイズ。朝の身支度もスムーズ

玄関正面の廊下の先がサニタリー。手を洗って着替えできるよう、ふだん着用の棚も造作。

外壁材には「アイカ工業」のジョリパッドを採用

外観はシンプルでシックなデザインにまとめました。毎日帰宅するたびにホッとします。

遊び心を取り入れて暮らしをより楽しむ家に

 家づくりで意識したのは、あちこちに遊び心を取り入れることでした。たとえば、リビングの真っ白な塗り壁は、プロジェクターで映画を流して楽しめるように。また、玄関脇の奥まった場所には、小さな棚が置ける‟遊び”のスペースを設けました。あえて実用性とは関係ない空間を設けることで、心のゆとりを表現しています。私たちにとって、家はただ住むだけじゃなくて、くつろげる場であるから、暮らしをより楽しむ場所でもあると考えたからです。
 こだわりが強いゆえに、悩んだことも。実は床材や外壁の色は、当初の提案では納得いくものじゃなかったんです。妥協するしかないかな……と思っていたら、担当の方が私たちの好みに合うものをあちこち探しまわって見つけてくれて。おかげで心から満足のいく家が完成しました。最近は、作家さんの器や絵を集めるのが楽しくて。この家に暮らしたおかげで、新たな趣味が広がりそうです。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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