インテリアに行き詰まったときお手本にしたい店「pejite」
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
雑貨の飾り方や照明の照らし方お菓子と器の合わせ方…… 。雑貨店やカフェには模様がえのヒントや心地いい気分にさせてくれる空間づくりのヒントがあふれています。インテリアに行き詰まったとき訪れてほしいお店を取材しました。
pejite
栃木県芳賀郡益子町益子973-6
TEL0285-81-5494
https://www.pejite-mashiko.com/
営業時間:11:00 〜18:00
木曜休
元米蔵の石壁や木の梁を残した空間は、リノベの実例としても見どころがいっぱい。古家具と日用品のシンプルな合わせ方から、洗練された部屋づくりのヒントが見つかります。
古い梁やモルタルの床に合う、家具や照明に出会えます。家具は明治から昭和初期の日本の古いものが中心。
古道具ならではの重厚感を抑えたものに出会えます
海外の家具や雑貨ともなじむよう、古家具は汚れや塗膜を削って落とし、明るい木肌を生かしたテイストに。
「pejite」は同じ益子町にある「仁平古家具店」の姉妹店。「この店では陶芸家さんの器にも力を入れています」
江戸末期から続く焼き物の産地、栃木県益子町。メインストリートからはずれた路地裏に、ひときわ存在感を放つ建物があります。日本の古家具や作家ものの器を扱う「pejite」です。圧巻の高さの天井に、張りめぐらされた木の梁。ところどころはげた漆喰の壁から積み上げられた石も見えて、長い年月を刻まれてできた風合いは、リノベーションするときのお手本にしたいほどです。
そんな店内は、古家具をすっきり並べたディスプレイに。「造りの凝った古家具が引き立つように、ごちゃついて見えないようにしています」と言うオーナー。少ない数でおしゃれに見せる、お手本にしたいテクニックです。また、器選びにもこだわりが。「益子町には約400人の陶芸家さんがいます。でも、いい作品なのに世に出ないものもたくさんあって、この店が発信源になれればと思います」。そんなオーナーの目で選ばれた本当に素敵な器に出会えるのも、この店の魅力です。
さりげなくてカッコいい飾り方があちこちに
「余白があることで、一つひとつのもののよさが際立ちます」と語る仁平さん。ショーケースに飾られた器のように贅沢に置いたほうが、洗練された雰囲気に。
器が映える食器棚のディスプレイは見ごたえあり。
古家具になじむ器や服も提案してもらえます
姿見や照明、服も取り扱っていて、コーディネートルーム のような、素敵なコーナーもあります。
一人の陶芸家さんにフィーチャーした器の展示会も不定期で開催しているので、時間をかけてゆったり楽しめます。
※掲載している商品は取材当時のものです。現在は在庫がない可能性もあります
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