【レトロなかごや小引き出し】自然素材のかごや箱で片づけ(1)
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
自然の素材で作られたかごや箱は、使い込むうちに味や趣を増していくという点で、サスティナブルな道具かもしれません。 生活感を隠しながら豊かさを感じさせてくれ、癒やしの空間づくりに欠かせない存在。そんな道具を上手に生かした暮らしを、3日連続でご紹介します。1回目は、長年集めてきたお気に入りのかごや箱を活用する柳澤さんの収納です。
この記事は、Come home!64より抜粋しています。
多少大雑把に扱ってもへっちゃらで
使ううちにつやが出るのもかごの魅力
<柳澤真巳子さん >
ガラス戸の水屋やDIYした棚にかごや古箱を並べて収納に。築 25年のわが家にはこのスタイルがなじみます。
10年前、故郷の松本で買った竹かごが、私のかご好きの出発点です。毎日ガシガシ使っても壊れないし、時がたてばたつほど味わい深いつやが出るのも魅力的で。かごに心を寄せて以来、雑貨店や旅先で気に入ったものを購入しては、使うようになりました。
ちょい置きしたいものはかご
小さなものは箱に入れて棚に
オープン棚の側面に引っかけた竹かごは、洗い終わった食器の水きりや果物を置くのに便利。
使わなくなった小引き出しを箱として使い、常備薬を入れています。
コロナ禍で友人に手紙を書くことがふえたので、 スタンプ類をテーブルの近くにスタンバイ。蚤の市で買ったキューバのシガーケースに入れて。
趣味のキャンプで使うコーヒーグッズは、アメリカンアンティークのかごに。
コーヒーグッズや菓子型など
好きなことに使う道具は水屋に並べて
かごや箱ならランダムに入れてもおしゃれに見えます。ガラス戸の水屋は、 「古道具・熊川」で購入したお気に入り。
ふだん使いのコーヒーグッズは、 出し入れしやすいよう持ち手付きのリンゴかごへ。東京・福生の「デモデ福中」で購入。
プリン皿や予備のドリッパーなど、使う頻度が低いものは、深さがあってしっかりとした木箱に入れて。
缶詰類は、口に針金が入った、軽くて丈夫な「3coins」のかごに。
お菓子作りに使う型は、取り出しやすいよう、浅い木箱が指定席。吉祥寺の雑貨店で購入。
ダイニングでは、キッチンで使う道具の収納にかごが大活躍。ずっと探し求めていた水屋を最近ようやく購入し、出番待ちだったかごを並べました。持ち手付き、ふた付きなどデザインもさまざまだから、 用途や入れるものによって使い分けています。また、こまごまとしたものは、木箱に入れてすっきり。かごと箱は出しっぱなしでもさまになるので、きっちりしまうのが苦手な私に向いているみたい。
空いているかごは娘の遊び道具に
中にはカラフルなプラスチックのおもちゃを。 買い物かごみたいで楽しいよう。
持ち手付きの小さなかごは、 娘のお店屋さんごっこでも登場します。遊んだあとはポンポン放り込むだけなの で、一人で片づけられるようになりました。そのまま棚にしまえば、インテリアに調和するのもかごならではです。
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