小引き出しは収納力もデザイン性も秀逸な家具です!
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
文具や常備薬、カトラリー、鍵など、暮らしのなかにはこまごましたものがいっぱい。それらを整理しながら収納するのに小引き出しが役立ちます。デザイン性もよく、置いておくだけでもコーナーが素敵に。そんな小引き出しの魅力を古道具店「sumica」の川端さんに教えてもらいました。
[魅力1]
家具と家具の間や卓上などわずかなスペースに置けるコンパクトさ
袖机タイプは高さや奥行きが合うので、机に合わせて使うのにぴったり。
ドールハウス用のようなコンパクトな桐製の小引き出しは、卓上に置いて、メガネやハンコなどをしまうのにちょうどいいサイズです。
昭和初期から中期のコンパクトな住宅に合うように作られたものが多いので、奥行きが浅かったり、幅が狭かったりするのが特徴。家具と家具のわずかな間はもちろん、棚の上や中などにすっぽり納まることが多いから、置き場所を選ばなくていいのもメリットです。
[魅力2]
引き出しが多いので1杯につき1種類と仕分けしてしまえます
深さの浅い引き出しは文具や手紙、カードなどの収納向き。古道具の場合はA4の紙が納まらないサイズも多いので、書類入れとして使う場合は確認して。
深さが10㎝ほどある引き出しは茶碗や急須なども入ります。
小引き出しには10杯以上引き出しがあるタイプも。文具や食器、書類、おもちゃなど、こまごましたものを種類ごとにしまうのに向いています。引き出しの中に仕切りが設けられているものもあり、手作り用材料のような小さなものを整理してしまうのにおすすめ。
[魅力3]
両側から引き出せるものも! 引き出しだけでも使える実用度の高い家具です
両側引き出しのタイプは対面キッチンのカウンターに置いて使うのがおすすめ。ダイニング側から取り出せるので、カトラリーを入れれば配膳もスムーズ。
壁掛け棚として使うなら、複数合わせると存在感が出ます。
両側から引き出せるものや、引き出しの前板がガラスになったショーケースのようなものなど、個性のある小引き出しも。また、引き出しだけで使うのもあり。壁にかければ、飾り棚としても使えます。枠がアートフレームのように見えて、雑貨もよく映えるんです。
古くは江戸時代から住宅や職場で使われてきた小さな収納家具です
「sumica」の商品のなかでも、人気が高いのが小引き出しです。古くから親しまれてきた家具で、銀行や役所、図書館などの職場で活躍してきたものも。なので、書類を細かく仕分けられるように引き出しがたくさんあったり、カードを立ててしまえるように深さがあったりと、使い勝手のよさを考慮して作られているのが特徴です。また、杉材や桐材などの軽い木材で作られたものが多いから、気軽に移動できるのも、人気の理由なんです。
主婦でもある川端さんが、自宅で使いたいものという目線でセレクトした、実用度の高い古道具が並びます。
千葉県我孫子市中峠1738
instagram @su3ca_
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