セイロを活用!調味料・だしにもひと工夫【料理がラクになる台所のつくり方。(PART1 前編)】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
忙しいと、味つけやメニューにこだわれなくて 料理に苦手意識をもっちゃうこと、よくあります。 完璧にやりたい気持ちはあるかもしれないけれど、ちょっと考え方を変えて自分に優しくしてみませんか? 調理方法を見直すのも一案だし、道具や配置を替えるだけでもかなりラクになりますよ。本日から前後編でご紹介する宮内さんも、そんな工夫をしているそう。調味料やだしの使い方、セイロの活用など参考にしたいポイントがいっぱいです。
この記事は、Come home! vol.65より抜粋しています。
野菜は買った日に切って保存
平日は、蒸したり炒めたりするだけ
というのが私の定番料理です
〈宮内真琴さん〉
わが家では毎日セイロが大活躍。2つセイロを重ねて、 1段は夕食用の蒸し野菜、 もう1段はお弁当のおかずの下ごしらえをします。
もともと料理が大好きな私。でも、子育てしながら調理の仕事を選んだばかりに、家で料理するのが嫌いになってしまった時期があって。このままではいけないと、ストレスをためないよう、日々の料理を簡単にする工夫を始めたんです。 たとえば、小松菜やほうれん草などの葉ものは買ってきたらすぐにざく切りにして保存袋へ。ニンジンや玉ネギ、大根などはせん切りにして保存容器へ。こうしておくと調理がラクなのはもちろん“今日はせん切り野菜で焼きそばにしよう” なんて決めやすくなって、メニューで悩む時間が減りました。
手作りのだしやたれでいただきます
手作りの照り焼きやごまあえ用のたれを常備して活用しています。塩麹、醤油麹、ニンニクオイル漬け、水出しのだしも常備。セーラーメイトのガラス瓶が使いやすくてお気に入りです。
ごまあえ用のたれをだしで割って蒸し野菜にかけると美味。
あと欠かせないのは、「あえるだけ」「混ぜるだけ」の調味料。塩麴、醬油麴のほか、照り焼き、酢味噌あえ、ごまあえなどのたれを常時2種類は作り置きすることに。副菜に悩んだときも、野菜をさっと蒸してあえれば一品でき上がります。 たれが2種類あると、子どもたちも飽きずに野菜をたくさん 食べてくれるんです。そのほか、水に昆布とかつおぶしを入れただしを作っておけば、汁物もすぐ完成です。
セイロは食卓にそのまま出せるのもラクです。
調理道具でいちばん重宝しているのがセイロ。蒸すだけで一品完成するラクさはもちろん、野菜もゆでるよりも蒸すほうが、甘みが増しておいしくて。セイロごとそのまま食卓に出せるから、洗い物も少なくなります。蒸し上がったかなとセイロのふたを開けた瞬間、たちこめる湯気を見ると、今日も家族の健康を守れたなと、なんだかホッとするんです。
毎朝パイレックスのパーコレーターでお湯を沸かします。ガラスの中でぶくぶく沸騰する様子を見ていると癒やされて、 落ち着いて一日を始められます。
白湯とひとさじのナッツを食べるのが日課。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。