賃貸住宅でもできるDIYですっきり【アドレス収納で好感度の高い玄関に(2)】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
散らかりにくい玄関をつくるには、置くものに住所(定位置)を決めるのが近道。前回より、そんな工夫を取り入れた実例をご紹介しています。今回は賃貸マンションでも問題のない方法でDIYして、すっきりと片づいている安川さんの玄関です。
この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。
靴はよく履くものだけ選んですっきり
賃貸でも使えるDIYグッズを使って
壁や頭上も収納に利用しています
〈安川美樹さん〉
有孔ボードは「ラブリコ」で靴箱の上に柱を立て、そこに取り付けています。砂場遊び道具はかごに入れ、公園で拾った枝にかけて。
夫の転勤で、持ち家から賃貸マンションへ引っ越したのが半年前。新居の玄関は古い靴箱が1つあるだけでした。 とりあえず靴やおもちゃを詰 め込んでいましたが、靴の出し入れがしづらくて。それに自転車のヘルメット、砂場道具、マスクにティッシュと玄関に置くものはまだまだたくさんあるから困りもの──。 そこで、壁にネジ穴を残さずDIYできるグッズを使って、壁面やすき間、頭上のスペースを収納に使えるように模様がえしました。
原状回復OKのグッズで壁面も収納に
子どものふだん履きの靴はベンチの下を定位置に。愛犬の散歩グッズとエコバッグは壁につけたフックへ。
強力タイプのつっぱり棒「KINOBO」をセットしてストールやアウターをかけられるようにしました。
三連フックは「ナゲシレールブラケット」を使って壁につけています。
エチケット用品はひとそろいに
靴箱の上に置いた棚にトレイを2つ並べ、除菌スプレーとハンコ置きに。専用の場所を設けると戻すクセがつきます。
帽子と自転車の鍵は、靴箱の上につけた有孔ボードを定位置に。反対側の壁にはフックを取り付けて、あれこれかけられるようにしました。
ハンカチ、ティッシュ、マスクはかごに入れて棚の下にセット。
靴箱は扉をはずして出し入れしやすく
扉を取り外し、よく履く靴だけ厳選して収納したら、見た目もよくなり取り出しやすくなりました。
右側は棚板がなかったので、スノコを両脇に立て、棚板をのせてあります。
デッドスペースをおもちゃや傘の定位置に
壁にアイアンバーを2つ取り付け、上段を大人用の傘、下段を子ども用の傘掛けに。
靴箱横のデッドスペースにスタッキングできる木箱を置いて、自転車用ヘルメットやおもちゃを収納しています。
ぎゅうぎゅうだった靴箱は扉をはずし、よく履く靴だけ置くようにしたらすっきり。子どもの靴はベンチの下に置くようにしたので、帰宅したら自分でしまっています。 夫に使いやすくなったねって喜ばれたのもうれしくて。 賃貸住宅でも、すっきり片づく玄関を実現できました。
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