年末に見直したい! クロゼットをおしゃれに片づける8つのルール

Comehome!
2024.12.30

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

トレンドの変化や、体形の変化など、季節がめぐるたびアイテムを買い足して、ものがふえがちなのがクロゼット。定期的な見直しが必要ですが、時間も気力もいる作業です。そこで、『Come home!vol.62』では、収納上手な3人に「考えなくても片づく」クロゼットを作るためのルールについてうかがいました。

 
ルール1.服を買うときのルールを決めておく。


“人からどう見られるかではなく、心から好きなものを着る”のが、私の服選びのルール。だから、買い物に行くときは大好きな服を着ていきます。お気に入りを着ていると、なかなかそれ以上気に入るものに出会えないので、ムダ使いが減るんです(三ッ廣徳子さん)。


お買い物は決まった店でと決めています。デザインやシルエット的にアイテム同士の相性がいいので無駄がなく、お店の人にも私のワードローブを把握してもらえるので、何を買い足したらいいか相談できるのも利点です(金子あかねさん)。

ルール2.メンテナンスして長く着られるいいものを選ぶ。


ほれ込める服を見つけたら、たとえサイズが合わなくても簡単にあきらめません。手持ちのベストサイズの服の丈に合わせてリサイズすることで、きれいに着こなせるし、より愛着がわくので長く大切に着られます(三ッ廣さん)。


私はトータルコーディネートしやすいよう、靴もクロゼットに収納します。気に入った靴を長く履きたいので、おろす前に必ず裏張りしてもらいます。このひと手間が、長く愛用するための重要なポイントです(金子さん)。

ルール4.アイテムごとに配置のルールを決める。


上から1段目は、季節外の靴を箱のまま収納。2段目は、ニットなどのたたんでもシワになりにくいトップスを3枚まで重ねて。3段目はバッグ。気に入ったものを長く使うつもりでかうので、季節を選ばないものを厳選。4段目、パンツとシャツをラックにかけて。上下それぞれ15着をめどにと決めています(金子さん)。


わが家は、押し入れとクロゼットをオープンに改造しています。そのほかに2台ハンガーラックをDIY。大きく分けて、左側が仕事着、右側がふだん着エリアです(市山栄里さん)。


仕事着はハンガーで収納します。仕事着とふだん着の収納場所を分けたことで、コーディネートがぱっと決まり、朝の着替えがラクになりました。


いちばん多いインナーは、引き出し2段にまとめています。たたんだインナーを立てて4着入れられるかごを、引き出し1つに4つ並べて整理。把握しやすいし、枚数も増えにくいんです。

ルール5.ハンガーラックは見栄えのいいものを。


大好きな服を見栄えよくかけてられるようにと私が選んだのは、「IKEA」のスチールラック。シンプルで華奢なのでどこにでも置けて、模様がえ好きの私にはピッタリでした。クロゼットの入り口に近いほうから、アウター、ワンピース、シャツ、パンツ、ルームウェアの順にかけています。好きなものほど目に入りやすいよう手前にかけるのが私のルール(三ッ廣さん)。


ワードローブを見える化したかったので、市販のスチールラックをセレクト。そのままではスチールの素材感が寒々しいので、木で枠を作って囲みました(市山さん)。

ルール6.いいハンガーを使う。


私が愛用しているのは「MAWAハンガー」。肩が出ない形状で、服が滑り落ちないようになっており、大切な服をきれいに収納できます。価格も少し高めなので、気軽に買い足せないから、衝動買いの抑制にもなります(三ッ廣さん)。


私は、襟ぐりを傷めないハンガー「gooper」をカットソー用に愛用しています。薄くて軽量の実力派でおすすめです。ハンガーにはこだわりたくて、今も信頼のおけるものを探し求めています。

ルール8.定期的に見直して、着用頻度の低いものは別に置き場を設ける。


衣替えのタイミングで、ワードローブを必ず見直すようにしています。手放すべきか迷ったら、「まだこの服を、自分に着せてあげたいか」を問いかけます。そうすると、こんなくたびれた服は着たくないなとか、もう似合わないなとか、冷静に判断できるんです。それでも迷うものは、クロゼットの外へ出し、紙袋などに入れて見えない場所に移します。こうしてクロゼットは常にお気に入りだけの状態に。あえて期間は決めず、もういいかなと思えたときに手放すんです(三ッ廣さん)。


年に2回、衣替えのタイミングに見直しています。着なくなった服は、買い取りサービスを利用して放出。新しいアイテムでも、着なくなったものは潔く手放すのが、クロゼットに着ない服をため込まず、すっきりと保つコツです(金子さん)。

まとめ

女性にとって、クロゼットは心の奥を映し出す鏡のような空間です。好きなものにきちんと目が行き届き、量も配置もベストな状態を保てたら確実に幸福感もアップします。それには、買い物するタイミングから手放すまで、自分なりのターンやルールを持っておくことが大切なようです。

こちらの記事の詳細は、『Come home!vol.62』に掲載されています。

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