【8月の花】さわやかな白バラに実ものを添えて秋を感じるアレンジに
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
フラワースタイリストの増田由希子さんに、ナチュラルなインテリアに似合う季節の花とその特徴や扱い方、アレンジしやすい花器について教えていただきます。8月は秋というにはやや早いのですが、生花店にはもう秋のお花が並んでいます。今回のテーマは、白バラの秋のアレンジです。
スプレー咲きの小さな白バラに
赤紫の実ものを添えると秋の気配を感じるアレンジに
小ぶりなミニチュアローズは、一輪挿しや片口などの小さな器にいけると可愛らしさが引き立ちます。さわやかな白バラだけでは秋を感じづらいので、ダスティミラーと赤紫色のビバーナムティナスを添えるのがポイントです。テーブルや棚にさりげなく飾るのが似合います。
茎をカットするときは咲き方に違いのあるものを選んで
このバラ、グリーンアイスは、つぼみのときは赤みがかっていて、花が開くと白、グリーンへと色を変えます。一本の茎から枝分かれして複数の花がつくスプレー咲きなので、少ない本数でも華やかなアレンジになるのがうれしいところ。買うときに、つぼみや開きはじめなど、咲き方に違いのあるものを選ぶと表情豊かなアレンジになります。花の下までトゲがあるので、ハサミでカットして。
2 つの花器に分けて高低差をつけても
小さな花が可愛らしいグリーンアイスを見たとき、わが家にある陶芸家・井山三希子さんの白い片口がぱっと頭に浮かびました。片口の縁が花で隠れるくらいの長さに茎をカットし、少しずつ高低差をつけるのがポイント。アンティークのグレーのインク瓶もお似合い。枝分かれした部分が口にかかるように切っています。
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