築22年のマンションをリノベで北欧家具や古道具が似合う家に【東京】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
前回の記事で、庭の家庭菜園へさっと出られるキッチンの配置や家事動線の工夫についてご紹介したマヤさんのお宅。今回は古道具や北欧の家具が似合う内装のアイデアと、家族3人分の個室を捻出した間取りの工夫についてご紹介します。
マヤさんのお宅のキッチンを紹介した記事はこちら↓ ↓
キッチンと庭の距離を縮めて家庭菜園を楽しめる家に【東京都】
庭に面した2間をLDKに作り替えました。キッチンとリビングは床材を変えて緩やかに部屋を仕切ったことで家具配置がしやすく。テーブル&チェアテーブルは愛知の北欧家具店「NORTE」で購入。椅子は「カリモク」や「アーコール」のチェアで、あえて不ぞろいに。
リビングの一角には、「ハンス・J・ウェグナー」のデイベッドを置いています。張り地は「ミナ・ペルホネン」。東京・神田の「haruta」で入手。
昔の小学校で使われていたようなレトロな組み木の床材は、「プレイリーホームズ」のホワイトオークパーケットフローリング。オイル塗装はクリア。13309円/㎡。民芸雑貨を飾りたくて足場板の棚を自分たちでつけました。横の収納庫には日用品などこまごましたものを収納。
収納庫を開けたときも絵になるように、ウィリアム・モリスの壁紙LW-2534を使用。「リリカラ」で購入しました。
リビングドアに採用したのは、日本の古いドア。埼玉県の「時代家具・建具・骨董のびる」で約10万円でした。サイズがギリギリで、入ってよかった!
リノベーションを通して見つめ直した自分らしい暮らし方
リノベーションするにあたり、やりたいことをリストアップしました。北欧とレトロをミックスしたい、アンティークドアを使いたい、家族みんなの個室が欲しい―。そうやって掘り下げることで、人からどう見られるかではなく、自分がどんな暮らしをしたいかが明確になりました。
この家に暮らして何よりもうれしいのは、庭の畑で収穫した野菜を新鮮なまま調理できること。施工会社の提案でキッチンを窓辺に作れたから、動線もいいんです。当初は無理だと思っていた家族の個室も、間取りを工夫することで実現できたのがうれしくて。
お風呂を大きくしてほしいという夫の希望もかない、週末は昼間からお風呂場に3時間もこもるほど。家族みんなが大満足な家になりました。
広々したLDKを実現しながら家族それぞれの個室も確保
寝室は夫、私、息子とそれぞれ個室を設けました。夫の部屋はもともとキッチンがあった場所に。私の部屋は6.9畳の洋室を小さく。子ども部屋は私の部屋の向かいの洋室に。床は無む垢く材ではなく「東京工営」のオーク材フローリングを使うことで節約しています。
玄関は廊下の一部を削ってたたきを広げ、タイル張りに。「名古屋モザイク工業」のコルメナCOL7とCOL2を混ぜて使っています。足場板を使ったオープンシェルフを靴棚として取り付けたので、収納量は増えたけれど圧迫感は感じません。
間取り変更のアイデア
【マヤさんのお宅のリノベーションDATA】
家族構成/南 マヤさん38歳・夫39歳・長男13歳
築年数/22年
間取り/3LDK→3LDK+パントリー
延べ床面積/67.28㎡
物件購入価格/2690万円
リノベーション費用/699万円
リノベーション面積/67.28㎡
施工/entrie(エントリエ) ホームテック株式会社
住所/東京都多摩市関戸1-1-5 ザ・スクエア2F
TEL/0120-89-1802
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