【12月の花】フランネルフラワーとセルリアでクリスマスのフラワーアレンジメント

Comehome!
2024.12.01

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

冬は、ドライフラワーや枝もの、実ものに頼ることがふえ、みずみずしい生花が恋しくなりがち。今回、フラワースタイリストの増田由希子さんに教わったのが、冬ならではの"静けさや清廉な空気感" を、生花やグリーンに託して楽しむクリスマスのフラワーアレンジです。カジュアルだけれど、清潔感のある器選びも、見逃せないポイントですよ。

Flannel flower
フランネルフラワーとキャンドルを合わせて
静かであたたかさを感じるアレンジに

繊細で動きのあるフランネルフラワーを高低差のある複数の花瓶に挿し、レースフラワーを少し足して華やかさを加えてみました。蜜ろうキャンドルと合わせて冬の食卓に似合うアレンジに。バースデーキャンドル10本1890円、カヌレ形の燭台各2640円/OVO Things

Serruria
ぼってりとしたほうろうのタンブラーに
透明感のあるセルリアとモミの木を合わせて

花瓶として使ったのは、ふだん使いしている「MUURLA」のほうろうタンブラー。セルリア2本とエケベリア1本を三角形を意識して組み合わせ、背景にコニファーを添えました。白く粉をかぶったように見える、モミの枝を合わせても冬らしくていいですよ。

 

どちらも透明感やぬくもりを感じさせる花姿が特徴

寒い季節には、白やグリーンの花を飾って静けさを楽しむのがおしゃれです。花や茎、葉がフランネル生地のような起毛で覆われているフランネルフラワーは、ぬくもりを感じさせてくれ、冬の雰囲気によく合います。



セルリアは英名をBlushing Brideといって、結婚式のブーケにも人気。ふわふわした部分が花で、周囲を囲む総苞(そうほう)が透けるように繊細で透明感があるのが魅力。1本の茎に複数の花がつくスプレー咲きで、細い葉がついています。水揚げがよいので、花瓶の水は少しでOK。

クリスマスのアレンジはカジュアルな白い器を合わせて軽やかに

 素敵な花瓶をもっていなくても、身近なもので冬のアレンジを楽しめます。セルリアをいけたのは、ふだ
ん使いの「MUURLA」のほうろうタンブラー。花の雰囲気に合わせて明るい色の花器を選ぶのがコツです。


ガラスベースなら、すりガラスなどクリアでないものがおすすめです。わが家で活躍している「IKEA」のストライプ模様のガラスベースは1個199円で、冬のフラワーアレンジにも大活躍。

基本的な花材の組み合わせ方


まず主役の花を決めます。ボリュームを出したいときはスプレータイプのユーカリやコニファーなどを合わせ、スタイリッシュにまとめるときはハランやゲイラックスのような個性的な葉を合わせます。花1種に葉ものを2種合わせるところから練習してみて。

 

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Profile

増田由希子

Yukiko Masuda

イベント装飾やレッスンなど幅広く活躍。近著は『花とお菓子』(立東舎)。
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Instagram「@nonihana_

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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