アラフィフの春ワンピースは、基本コーデに色＆軽さのひとさじを

みなさまこんにちは。
札幌はまだまだ雪が路面に残ってはいるものの、街行く人の装いがダウンからウールコートにと少しずつ軽いものに変わって来ました。春はもうすぐ！　と言いたいところなのですが、こちらで桜が見られるようになるのは例年４月中旬から。というわけで、満開の桜を見ながらのお花見はゴールデンウィークなのです。その頃になって、ようやく薄いブルゾンやパーカーで街を歩けるようになります。

そんな寒い時期が長い地域では、春になったら"軽いもの”がとにかく着たくなるのです！　その中でも特に気になってくるのはワンピース。冬はあまり着ませんが、春は出張や旅などで着る頻度が高くなります。そんなわけで、選ぶポイントは着回しも考えますが、一番はシワになりにくく軽いもの 。

さて、突然(！)自分のことを語ってしまいますが、実はわたしの趣味は「旅と"推し活”」！　「"推し”の海外でのライブ＋ちょっと観光＆買付」という旅が大好きなので、ワンピースは常に旅のことを考えて選びがちです。今回ご紹介のコーディネートも、「多少シワになっても気にならない綿麻素材」かつ「そのまま一枚で着られて羽織りにも出来るもの」を選んでみました。サイズもゆったり大きめなので、中に着込めるというのも荷物を軽く出来る大事なポイントです。万が一、スーツケースが重量オーバーか？　なんてときは、洋服で重さを調節できますしね！　重ね着でなんとか乗り越えています(笑)。

#今週のアイテム
ふんわり袖ワンピースが今の気分
「Le pivot（ル・ピボット）」

ご紹介したいのは、落ち着いたカラーのチェックとストライプ柄とチェック柄のハイネックワンピース。

ふんわり袖がポイントで、このまま着ても羽織りにしてもOKなロング丈。大抵、みなさんも一枚はこんなタイプのワンピースを持っているのではないでしょうか？

こんな風に、ベーシックなパンツを下に重ねる着方はすでにマスターしてると思いますので……

素材と色合わせでボトムスをちょっと遊ぶことをご提案！　爽やかなレモンイエローで艶感のあるスカートを合わせてみました。

こちらのスカートは「enrica（エンリカ）」のもの。見た目も軽いですが、実際もふわっとした履き心地。抑えた色味のチェックワンピースがパッと明るく見えてきますよ。

色違いのネイビーストライプに合わせても相性が良いですね。季節柄ネイビーには白を合わせがちですが（もちろん好きな配色です！）、レモンイエローも若々しく見える組み合わせ。ぜひおすすめです！

パンツを合わせてのコーディネートの場合は、ストライプ＋柄物で。このくらい細いストライプは、もはや無地と同じ扱いで(笑)！　と思っています。柄同士でもうるさくなりません。

パンツは「isato design works（イサトデザインワークス）」。ネイビー同士の組み合わせはおとなしくまとまりそうですが、艶とハリのある素材とバンダナ柄で華やかに見えますね。

小物は元気なカラーを加えてもOK。「mononogu（もののぐ）」の"NNNGシリーズ”のバッグは、軽くて洗えるウルトラスエード素材です。
　
ご紹介のロング丈のワンピースは、夏はもちろんパンツやスカートなしで着ると思いますが、まだ肌寒い時期にはボトムスが必須。そんなときには、たまにベーシックな色合わせではない配色にしてみると、着こなしパターンが増えてちょっと楽しくなると思います。

さて、おしゃれさんコーディネイトは、この回が３月のラストとなりました。なかなかのハードな一ヶ月(笑)。初めてのWEBマガジンの連載、ひとさまに読んで貰えるような文章なんて書いたことないし……と悩みましたが、お客様からの「見てるよ〜」との声が活力！　になりました。

次は６月に登場しますが、またお会い出来ますと嬉しいです！
そして、毎週お読みくださいまして、本当にどうもありがとうございました。

写真／「スタジオボコ」岡田 梢

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