いつもそばにある白の器

〜「ao+水玉／アオトミズタマ」より〜　vol.17

遠く佐賀で作陶されている徳島あやさんの白の器をご紹介します。

1994年 佐賀県生まれ
京都造形芸術大学 現代美術・写真コース卒業（現：京都芸術大学）を卒業。
日常に近いものを作りたいという思いから陶芸に転向し日々作陶されています。

徳島さんの器に触れたのは野外のクラフトイベントで。太陽の下でみた白の器は軽やかで透けるようにとても綺麗で久しぶりに心ときめくものに出会えて、嬉しかったのを覚えています。

気づけば手にしているような日用器を目指している徳島さん。

形はシンプルだけど艶やかな質感や釉薬の結晶だったり白の奥に見える魅力。艶やかな肌質は光の入り方や使う時間帯によって表情が違って、使う時間帯や照明によって変わる表情が魅力です。

工業品と作り手の間のようなこのバランスもとてもいいな。と思います。

なんでもないようで惹かれてしまうそんな器。
うまく伝えられませんが見て、触れて、日々お使いいただけたらきっと感じるものがあると思います。

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