素敵な器を使った朝ごはんコラム、10月担当は淡路島の「ムーシュリーク」

器店主の朝ごはん
2024.10.03

はじめまして、こんにちは。
10月のコラムを担当させていただきます「ムーシュリーク」の店主の福井崇之と申します。
今回はお店の紹介をさせてもらいます、どうぞよろしくお願いいたします。

当店は、兵庫県の洲本市という淡路島の真ん中に位置する、街の商店街の入り口にあります。

淡路島?といっても近畿以外の方にはピンと来ない方も多いと思いますが、瀬戸内海にある意外と大きな島で、(面積は東京23区と同じだそうです) 東は大阪や和歌山を望む大阪湾、北は神戸や明石、南西には徳島といった、本州や四国とさほど遠くなく、明石海峡大橋、鳴門大橋と車やバスで橋を渡れますし、交通の利便性の良い島だと思います。
近年は、特に西海岸と呼ばれる地域は夕陽を眺めることが出来るということもあり、めまぐるしく開発されカフェや宿泊施設など様々な人気のスポットが出来ています。


当店がある洲本市は城下町ということもあり洲本商店街やその周辺には、(昔に比べればもちろん減ってきてるのですが)歴史ある老舗のお店もあれば、最近出来たお店など、色々と混在し個人商店のおもしろさを味わえる良い街だと思います。


お店の紹介を少し。開業時はオンラインショップをしながら、時々ギャラリーやマーケットに出店していましたが、商店街にある3年限定の小さな貸店舗の入れ替え時期に偶然声を掛けてもらい、ひょんなことから実店舗を構えることとなりました。
その後、3年目が終わるまで次をどうしようかと悩んでたところ、商店街の入り口に長い間閉まっていた店舗があることに気が付きました。そして、日に日にそこに移転出来たら良いなぁと思っていたところ、外装を補修し店舗を募集するらしいという情報を聞き、「そこ!入りたいです!」と手を挙げ、ちょうど3年が終わる年に工事も無事に終わり、スライド移転し今の店舗に落ち着くことが出来ました。


取り扱う商品ですが、民藝の流れを組む手仕事の品々が、メインです。古い器の形や雰囲気が好きということもあり、作り手さんのラインナップの中でも古い雰囲気の品を選んだり、お願いすることが多いと思います。また形が良い品はやはり料理を盛った時に様になりますし、手にする時も手の収まりが良いと使いやすく、洗いやすいので、自然とその器ばかり使うようになると、お客様からのお声を頂くことも多いです。


また仕入れにつきましては、作り手さんに直接会いに行き、色んなお話しをする中でそこから学んだことや、情報、またどんな環境でどういう思いで作られているかなど、色々と感じた事をお客様にお伝えさせてもらっています。詳しく知るということで、お客様自身が選んで購入した器により愛着がわいてもらえると思いますが、自分自身もまた作り手さんや作られる品に対しての思い入れがより強くなっていき仕入れに行くのが楽しくて仕方無く、またそんな喜びをお客様と共有出来たらいいなと思っています。

オンラインショップも変わらず運営しておりますが、淡路島への観光がてら寄ってもらえると嬉しいです。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。

 

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ムーシュリーク

兵庫県洲本市本町5-3-1
TEL : 090-4498-9469
定休日 : 月・火・木 
https://mooshuleek.shop-pro.jp/
Instagram: @mooshuleek

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