大活躍!便利家電を使った朝ごはん

器店主の朝ごはん
2024.10.19

「ムーシュリーク」福井さん vol.3

 

10月担当のムーシュリークの福井崇之です。3回目の今回もよろしくお願いいたします。

 


便利家電など、テレビや雑誌、人に聞いたりして「良いなぁ」と思い、いざ買ってみるとけっこう手間がかかり使うのが面倒になったり、意外と重くて棚から出すのが億劫になり、いつの間にか箪笥の肥やしにしてしまうことが多々あります。
そんな中、わが家で大活躍してるのが、ヨーグルトメーカーです。1リットルの新しい牛乳に200mlぐらいのヨーグルトを一つ分入れると、一晩で1リットルの牛乳がヨーグルトに変わるという魔法のようなマシン。
この朝ごはんのコラムに登場しているヨーグルトは、すべてこれで作っており、またこのマシン、ヨーグルトの他にもその発酵を使い様々な料理も可能なのです。

 


まゆみ窯・いらぼ釉7寸平皿
ロクロ技術にとても定評のある眞弓亮司さんの平皿は、高台が無く、ロクロで真っ平に造形されているので、斜めから見ればとても美しいです。ワンプレートにして豆鉢を置いたり、またケーキや寿司などの倒れやすい料理にはとても相性が良いですね。
お気に入りのクロワッサンに、ヨーグルトメーカーの発酵で作った自家製鶏ハム、野菜とそれに掛けるドレッシングを太田潤さんの口広ぐい呑みに。こういう使い方が出来る平皿は、和食器ではあまり見られないかもしれませんね。

 


やきもの山上・そば猪口
長野県で作陶されてます、やきもの山上・宮﨑匠さんのそば猪口です。高遠地域の土や薪などその地域の材料、また形や装飾など昔の意匠を取り入れ、修行で学んだモノとを織り交ぜながらステキな器を作られています。
胴回りに面取が施され薄くなってるのもありますが、見た目の重厚感から想像も出来ない軽さで、その高い技術をとても感じます。今朝は自家製ヨーグルトにいちごジャムを。そば猪口は、湯呑みやカップなどとして色々と使えとても便利です。

 


皐月窯・赤砥土4.5寸縁付皿
イチジクとキウイの器は、愛媛の砥部焼皐月窯・中田太郎さん、千晴さんご夫婦の縁付皿を。
砥部の土を精製する時に廃棄していた鉄分を含んだ磁土をあえて使った器です。磁器とは思えないあたたかみを感じる風合いに、絵付けが施され、副菜やフルーツなどを盛ってもとても良いですね。
ちなみに、イチジクは、義理父母が生産している淡路島のイチジクです。淡路島のイチジクも最近は少し有名になってきてまして、子供の頃に食べたのって、こんな美味しかったのかな?と思ってしまう程イメージが変わりました。

 


俊彦窯・スープカップ
クラッシックで形がステキな丹波立杭焼 俊彦窯・清水俊彦さんのスープカップにはマッシュルームと玉ねぎのスープを。本当はソーサーとのセットですが、今回はカップだけで。何年か前に良く作られてた形で、最近は浅めのスープカップがあまり無いので、また作って貰いたいなと思っています。
ここで活躍するのが、ハンドミキサーです。スープやポタージュが好きなので、色々楽しめて買って良かった大活躍家電のひとつですね。

 


風見窯・500マグ
名前が気になるマグカップは、福岡県八女市で作陶されてます風見窯・杉田貴亮さんの器です。
500gの粘土というくくりで、あえて寸法を測らずに形やロクロの雰囲気重視で造形した器です。いつもは丁寧にキッチリと職人技で作れられてる方なので、感覚だけで作った器にとても惹かれてしまいます。ホットコーヒーを。徐々にあたたかいスープやホットコーヒーが美味しくなる季節になってきましたね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。また来週もよろしくお願いいたします。

 

 

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ムーシュリーク

兵庫県洲本市本町5-3-1
TEL : 090-4498-9469
定休日 : 月・火・木 
https://mooshuleek.shop-pro.jp/
Instagram: @mooshuleek

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