秋の肌トラブルは夏のダメージが原因かも! スキンケアに関するお悩みQ&A Vol.2
若い頃と同じように、なんとなく続けているスキンケア。実は、それが老化を招いてしまっていることがあります。肌が乾燥しているにもかかわらず、皮脂の多かった昔と同じように洗顔をしたり、さっぱりした化粧水を選んだりしてしまってはいないでしょうか。キレイになるためには、その無関心をあらためて、日頃から自分の肌や表情に気持ちを向けてあげることが大切。今日の自分はどんな顔をしているでしょう。毎朝、毎晩のスキンケアは、肌をとおして、自分をいたわってあげる時間。やさしくお手当てしてあげてくださいね。この記事は、メイクアップアーティスト・レイナさんの著書『45歳からの自分を好きになるメイク』から一部抜粋しています。
<skin care 2>
Q.最近、化粧ノリが悪く毛穴のつまりや
肌のざらつきが気になります。
A.肌の表面に古い角質がたまっている可能性が。
“お風呂クレンジング”で肌のリセットを。
クレンジングや洗顔で落としきれなかった不要な角質や汚れをほうっておくと、どうしても毛穴がつまったり、角質が厚くなったりして、肌がごわついてしまいます。そうなる前にぜひ、“お風呂クレンジング”を試してみてください。
やり方は簡単。入浴中にクレンジング剤を顔にたっぷりとなじませたら、湯船で濡らしたタオルを絞って顔にのせ、10〜20秒ほどおいてから、そのタオルで拭き取り、洗い流すだけ。湯船の蒸気で毛穴が開き、汚れや古い角質を、肌に負担をかけずにしっかりオフできますよ。
特に気になるところにクレンジング剤をたっぷり塗って。蒸しタオルは、お湯に浸したタオルを絞った、簡易的なものでOK!
+Point
湯船に浸かることで血流がよくなり、代謝もアップ!
うるおいをキープする洗顔のコツ
① 肌タイプやメイクの濃さに合わせてクレンジング剤を選びましょう。
量はたっぷり使って肌をこすらないように。
バームタイプ
乾燥を防いでしっとりもっちり
手の平で温めると、とろみのある質感に。うるおいを残しつつ汚れをきれいに落とせます。
[ハーバー研究所]HABA スクワクレンジングバーム
バームタイプ
毛穴の黒ずみをすっきり除去!
2種の炭が毛穴に詰まった汚れや余分な皮脂をしっかり吸着。ざらつきもなくなります。
[プレミアアンチエイジング]デュオ ザ クレンジングバーム ブラックリペア
オイルタイプ
洗浄力がありつつ潤いはキープ
植物エキス配合で、みずみずしい感触。香りもよく、美容液のような感覚で洗顔できます。
[アクロ]THREE バランシング クレンジング オイルN
ジェルタイプ
メイク落としと同時にマッサージ
じんわり温かくなる温感タイプ。かたくなった肌をやわらげ、もちっとした肌に洗い上がります。
[マナラ化粧品]ホットクレンジングゲルマッサージブラス
ミルクタイプ
肌への刺激が少なく心地いい使用感
ほどよくもったりとしたなめらかな質感が摩擦を防ぎ、やさしくメイクを落とせます。
[ほぼ日]シンクー ナイトナイト クレンジング
クリームタイプ
つっぱらず滑らかな洗い上がり
保湿膜を均一に残す処方でなめらかな肌質に。水でさっと洗い流せるのも魅力です。
[ポーラ]B.A クレンジングクリームN
②洗顔料を使用するときは肌にやさしいものを
泡洗顔で肌への負担を軽減
肌の必須成分のセラミドを守りつつ、汗や汚れはしっかり洗える頼もしさ。肌荒れを防げます。
[花王]キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料
うるおいを逃さない保湿洗顔
リッチでふわっとした繊細な泡で、汚れを落とすことと、うるおいを守ることを両立。
[エトヴォス]トリートメントリッチ フォーム
スキンケアと合わせて実践すると効果絶大!
【モーニングルーティン①】顔が変わる!メイク前の下ごしらえマッサージ♡
→Vol.3につづきます
取材・構成:多田千里 イラスト:重 志保
『45歳からの自分を好きになるメイク』
Profile
レイナ
メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。1978 年生まれ。早稲田大学を卒業後、大手化粧品会社に勤務。美容師免許を取得。2006 年よりフリーランスのメイクアップアーティストとして活動を始め、女優やモデル、文化人などさまざまな年齢層の女性のヘアメイクを手掛ける。美容誌やCM などの撮影に携わるかたわら、完全予約制にてプライベートメイクレッスン、グループレッスンなどを行っている。
Instagram:@reina.official
YouTube:REINA CHANNEL
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