香菜子さんの、愛猫ぼんさんとの日々【前編】連載vol.56

あっという間に今年も残り１か月。いやはや、月日が経つのがどんどん早くなってきていて焦りますね。さて、香香菜子さんと一緒にお届けしている連載「日々にピタリなもの」。今回のテーマは「ぼんさん」です。ぼんさんは、香菜子さんが３年半ほど前から一緒に暮らしている猫。かなりの人見知りのため家族以外の前に現れることはほぼなく、その姿や暮らしぶりは謎に満ちております（笑）。そこで今回は、香菜子さんとぼんさんの日常をお届けしたいと思います～。

ぼんさんとの出会いは2020年のこと。元々は犬派だったという香菜子さんですが、知り合いが飼い主を探すためにインスタグラムに載せていた仔猫の写真を見てどうしようもなく惹かれ、家族のあと押しもあって飼うのを決めたそう。

「子供たちも社会人になり、家族それぞれが自分のペースで生活するようになってきたのも、猫を迎え入れるハードルが下がった理由のひとつかもしれません。私が外で仕事をする日が続いても、誰かしら家にいるし誰かしら責任をもって世話をしてくれる。これがもし10年前だったら、私が勝手に気負ってしまって大変になっていた気がします」

そんな“よきタイミング”で香菜子さんの元にやってきた、ぼんさん。小さい頃はやんちゃな男の子でしたが、大人になるにつれ、かなりの人見知りだということがわかってきました。お客さんがくる気配を感じただけで、さささーっと寝室のベッドの中に隠れてしまうので、香菜子さん宅に何度となく訪れている編集部スタッフも、“大人ぼんさん”のお姿を一度も見たことがありません。

「いまや、“幻の猫”って言われています（笑）。家族の前だけでかわいさ爆発させてくれるところにキュンときたりするんですよね。あ、でもやっぱり私にもツンデレかな。この季節は一緒にベッドで寝てくれることが多いのですが、夏はそそくさとリビングのソファに行って寝てしまい、私を寂しがらせるんです」

そんなクールな一面をもつ、ぼんさんですが、お気に入りのおもちゃがあると子供のようにはしゃぎまくって遊ぶのだとか。そのおもちゃとは、こちらのトンボのような形の猫じゃらし！

棒の部分を持って、ひょろひょろひょろ～……からの～

ひょいっ。

これで、ぼんさんの心を鷲づかみ。ご満悦の香菜子さんです。

あ、もちろんこの連載の撮影中も、ぼんさんはベッドの中に隠れているので、猫じゃらしで遊ぶ姿をとらえた写真は、以前香菜子さんが撮ったものです（苦笑）。


「猫じゃらしが好きということは……と、試しに猫じゃらしアプリを見せてみたら、案の定、こちらにもがっつりハマりましたね。タッチするたびにぴょこぴょこ左右に動くのでハンターの血が騒ぐらしく、何十分でも飽きずに“肉球タッチ”を繰り返しています」

そして、親戚がプレゼントしてくれたというアナログおもちゃにも興味津々。

こんなにかわいい見た目なのに、実は猫に食べられちゃう魚やネズミっていうところがシュールです（笑）。

「あと、これは“猫あるある”かと思いますが、ぼんさんももれなく、私がワインを飲んでいたり仕事をしていたりするとテーブルの上にのって思いっきりジャマしてくれますね（笑）。たぶん、かまってほしいんだと思うんですけど……」

香菜子さんの前ではなんともいじらしい姿を見せているのですね～。なんだかうらやましい……。明日公開の【後編】でも引き続き、ぼんさんのお気に入りをご紹介しますね。

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