【自分を知った大人服】吉川玲子さん 臨床検査技師 Vol.1
大人になったら、着たい服
2017.03.28
歳を重ねても
何かが進化している自分でいたい
吉川さんが、幼いころに撮った写真を見せてくれました。そこに一緒に写っているお母さまのおしゃれなこと!
「子どものころの服はほとんど母が作ってくれました。しつけ糸を取るのが私の役目でしたね」
フリーランスの臨床検査技師として働く吉川さん。
「若いころは肌が弱くて……。そんな中、田舎に行くと、肌の調子がぐんとよくなることに気づきました。体と環境って密接に結びついているんだ、と予防医学に興味を持ったんです」
今は依頼があると企業や学校などに出かけていき、心電図を測るのが仕事なのだとか。
「私にとって100人のうちの1人でも、その方にとっては、1年に1回の検査。それを忘れないようにと思っています」と語ります。白衣は着るものの、その日何を着ていくかを考えるのが楽しみ。メガネとバッグは毎日必ず変えるそうです。
Vol.2へ続きます
photo:和田直美 text:一田憲子
『大人になったら、着たい服 ’16-’17秋冬』より抜粋
Profile
吉川玲子
Reiko Yoshikawa
大学で保健衛生学を学び、卒業後、臨床検査技師として就職。出産後、フリーランスに。今は、企業や学校など、声がかかったときに現場に出かけ心電図の測定を担当。休日には写真教室に通って勉強中。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。