チーズや肉料理に合わせたいスパイスジャム

〜「PLAIN PEOPLE」より〜　vol.11

長野は立科のりんご園「はっとりのりんご」よりお料理にも合うスパイスジャムが登場。
最低限の薬剤で栽培したおいしいりんごを作られている服部さんが試行錯誤して作られたジャムはパンにはもちろんのこと、お肉に添えたりとお料理にもよく合い、いつもの食卓がちょっとおしゃれに、おいしくなります。

はっとりのりんごの園主服部貴之さんは約23年アパレル業界にてマーチャンダイザーという仕事を経て、田舎での子育てを夢見て長野県立科町へ移住。地元のりんごの美味しさに感銘を受けりんご栽培を決意しりんご農家へ研修に、その後出会いにも恵まれ圃場を借りてりんごの栽培をスタートされました。
　

栽培品種はシナノリップ、シナノドルチェ、シナノスイート、シナノゴールド、名月、ふじ。最低限の薬剤を使用して栽培、摘果剤、着色剤は使用せず、除草剤は使わず、人力で草を刈った圃場で管理したりんごを栽培しています。そんな自家栽培したりんごをもっと知ってもらいたい想いで作ったのがりんごのスパイスジャム。

ただ、世の中にはジャムはたくさんあり、ジャム＝パン。
そんな中服部さんが目指したのは、チーズや肉料理に合わせるジャム。欧米では肉料理にジャムを合わせたりすること、ご自身がワイン好きなことからお酒とともに楽しめるジャムを作りたかったそうです。

自家栽培のりんごをメインに数十種類のスパイス、甜菜糖、有機レモン果汁、仕上げに粗挽きジュニパーベリーを効かせることで爽やかさをプラスしています。
幾度も試作を重ね、スパイスの配分はもちろんですが、りんごを感じてもらえるようにカットりんごの大きさで食感にこだわり、ジャム感を出すためのすりおろしりんごの配合にもこだわりました。

白砂糖は使わず、甜菜糖を使用し、もちろん無添加。
このスパイスジャムのほか、バルサミコを加えてコクをプラスしたスパイスジャムバルサミコ、スパイスジャムをベースに中東のデュカを混ぜたスパイスジャムデュカと種類も増えました。

大量生産ができないので知られすぎても買えなくなるのでは、と心配で本当は教えたくない（笑）今日のひとしな。今のうちにぜひお試しあれ！

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