スッと背筋が伸びるリネンスカート
こんにちは。熊本・南阿蘇の「robin ASO」の土持加奈子です。

阿蘇の景色:「葉祥明阿蘇美術館」
4日間連載の2日目の今日も、私自身がこの季節に頼りにする「道具のような服」をご紹介します。
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<アイリッシュリネンのキルトスカート>
アイルランドの「O’NIEL OF DUBLIN(オニール・オブ・ダブリン)」のリネンスカート。

着用期間:春・夏・初秋
なぜ私がこのスカートを「道具」と呼ぶかというと・・・年齢も関係なく、合わせるトップスも関係なく、身に着けるだけでスッと背筋が伸びたように格好がつくから。
暑い夏の日は、あれやこれやと重ね着するのは難しいのが現実。ついシンプルなコーディネートに偏ってしまいます。そんななかでも、涼しさと“きちんと感”を両立するのに、「これさえあれば」と頼れる存在です。

先染めチェックは、それだけでサマになります
「オニール・オブ・ダブリン」の輸入業者さんは日本に数社あるのですが、じつは私は、「ウール」と「リネン」で、あえて仕入れ先を変えさせていただいています。
秋冬に着る「ウール」は、伝統的な「キルト」の重厚感を楽しみたいので、アイルランドのオリジナルデザインを“そのまま”輸入している会社さんから。一方、春夏の「リネン」は、神戸のナルミトレーディングさんの「日本別注」を仕入れさせていただいています。

コットンの半袖ニットを合わせて
アイルランドの人たちが想像できないほど、日本の夏はとても“蒸し暑い”。この日本別注は、そんな気候にマッチしたデザインに仕上がっていると思います。「キルト」のトラッド感を程よく抑え、リネンの涼やかな素材感が生かされた、他にはないデザインです。
ぐるっと一周プリーツを施し、上質なアイリッシュリネン生地を贅沢に使っています。(ちなみに、アイルランドのオリジナルデザインは、前身のラップ部分はプリーツがなく、後身のみにプリーツを入れた仕様です。)

プリーツを腰骨あたりから始めて腰回りはすっきり
ほどよく裾のプリーツの折り目を落とし、ふわりと風が抜けるような軽やかな仕上がりに。

カットソーと簡単にコーディネート
実は、この「折り目」を落とす作業・・・日本に輸入後にナルミさんが一点一点スチーマーを使って、手作業で行われています。このような細やかな工夫を、老舗インポーターであるナルミさんにしていただいていることに、感謝しています。

シャツをラフに羽織ってもバランスが取れます
暑い日本の夏に、気負わず着られる一枚・・・、去年はチェックを、今年は無地を。少しずつ道具が揃っていくようで嬉しいです。
着用スタッフ身長:166cm
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< STYLE1 >
スカート:O’NIEL OF DUBLIN / リネンキルトスカート(MAX INISHBIGGLE)
トップス:MANON / ラミーブラウス(ホワイト)
インナー:evam eva / コットンタンクトップ(ブラック)
ブレスレット:DoDo Pomellato (私物)
シューズ:FULRA / サンダル(私物)
< STYLE2 >
スカート:O’NIEL OF DUBLIN / リネンキルトスカート(BLOCRUA)
トップス:1 dozen / コットンショートスリーブニット(mid charcoal)
ネックレス:TIFFANY (私物)
バングル:フランスのアンティーク(私物)
シューズ:OFFICINE CREATIVE / サンダル(私物)
< STYLE3 >
スカート:O’NIEL OF DUBLIN / リネンキルトスカート(BLACK)
トップス:MANON / サマーウールハーフスリーブT(チャコール)
バッグ:M2 / ラフィアミニトート(ブラック)
ネックレス:Nazuki Nakamura / ゲッケイジュネックレス (私物)
シューズ:melissa / JASON WUバレエシューズ(ブラック)
< STYLE4 >
スカート:O’NIEL OF DUBLIN / リネンキルトスカート(STONE BEIGE)
シャツ:ARMEN / コットンバンドカラーシャツ(ブラウン)
インナー:U PHORICA コットンリブハーフスリーブカットソー(ホワイト)
ネックレス:TIFFANY (私物)
シューズ:FULRA / サンダル(私物)
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽3811-1
電話:0967-67-2338
メール:info@robinaso.com
営業時間:午前11時〜午後6時
定休日:水曜、木曜(祝日の場合は営業)
https://robinaso.com/
ONLINE STORE:http://robinaso.theshop.jp/
Instagram:@robin.aso
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