やる気がなくてもおいしく食べたい日の朝ごはん
「褻mono(けもの)」鈴木一真さん vol.1
こんにちは。埼玉県日高市にてうつわと雑貨を取り扱うお店を営んでおります、「褻mono」店主の鈴木と申します。今回から4回にわたって、我が家の朝ごはんを紹介します。
と、言いつつ早速白状すると、我が家では、普段から気合を入れて朝食をつくることはほとんどしません。
メニューの基準は「脳が寝ぼけていてもつくれるもの」で、なるべくパパッと用意できるものが好ましい。そんな我が家の朝食風景を恥ずかしながらお届けできればと思います。
「あまり調理はしたくないけど、おいしいものが食べたいなぁ」そんな日は、大好きなお店の品々に大いに頼ります。
毎朝のスタメン、ヨーグルト。春~秋頃まで毎朝食べています。気が向いたときにフルーツシロップを作り置きすることがあるので、そのシロップをかけています。この日はキウイのシロップ。庭に生えているミントを添えて。
うつわは当店でもお取り扱いさせていただいている大隅新さんの粉引四角鉢。もったりとした質感の中に時折ハッとするような景色が広がっていて、素敵です。
(大隅新さんの作品はこちら)
珈琲は自家焙煎のスペシャルティコーヒーを味わえる日高市の名店「自家焙煎珈琲 ジュリアン」さんのドリップパック。
(自家焙煎珈琲ジュリアンさんのInstagram:@julian_coffee)
お店で淹れていただいたのを飲むのがもちろん最高!ですが、ジュリアンさんでは手軽なドリップパックも販売してらっしゃるので、我が家ではよく朝に淹れて楽しんでいます。私は「グアテマラ」と「ルワンダ」がお気に入り。珈琲を淹れるときに立ち上るいい薫りだけで、朝のやる気がちょっとだけアップする気がします。
マグカップは島根県松江市の窯元「湯町窯」のもの。朝、珈琲を飲むときは大体このマグです。なので、マグの内側は大分色が入って育っています。
マフィンはこちらも同じく日高市にある「poco a poco」さんのマフィン。
(poco a pocoさんのInstagram:@poco_a_poco_hidaka)
埼玉県産小麦や国産素材にこだわった多彩なマフィンを販売されているお店で、どれを食べてもハズレなしのおいしさです。この日私は「コーヒーとレーズンバタークリーム」、妻は「自家製ミートソース」のマフィンを食べ、朝から幸せな気持ちに包まれました。
日高市は本当においしい飲食店さんが多くて、あまり自炊をする気になれません(言い訳)。
平皿は日月窯 三井亮さん。釉薬に果樹灰を使い生み出される、柔らかな色彩がとても綺麗です。
小さなかたちに味わいのある模様が描かれた吉田崇昭さんの豆皿。こうしてカトラリー置きとしても活躍してくれます。
スプーンは日高市のお隣、飯能市の観光案内所で見つけて購入したもの。持ち手の形が可愛いらしいです。
自分で用意したのはヨーグルトとシロップぐらい。あとは偉大な飲食店さんの力をお借りした、これで大満足な朝食メニューでした。
埼玉県日高市高萩43-7
営業日:各月第2・第4週の月~日曜日
営業時間:10:00~16:00
オンラインショップ:https://kemono.base.shop/
Instagram:@kemono_insta
X:@kemono_tw
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